Assortment of sweets (ページ23)

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タバコ R.Hamaie_03 ページ23

「ちゃうわ、別にそんなんやない」

そうよな。
Aさんにとって俺はただちょっと話すぐらいの後輩。
期待したらいけない。
でもやっぱり言葉にされると傷つくな...。

「ちょっとちょっと、濱家くん落ち込んじゃってんじゃん！」

やばい。わかりやすすぎたか。
そんな後輩めんどくさいやんな。
慌ててAさんの方を見ると

「あっいや濱家、ちゃうねん」

少し慌てたAさんが早口で言葉を重ねる。

「私こんなんやから濱家の方がそう思われるの嫌かなと思ってな」

「私は別に濱家のこと嫌いとか思ってないから」

「やから、」

うふふ、と笑っている桃さんとあぁーもうーと言いながらそっぽを向いて頭をガシガシかくAさん。
と、明らかに顔が真っ赤になっている俺。

「私はお邪魔みたいだからあっち行くねー」

「あっおい、お前ずるいぞ」

そう言ってひらひら手を振りながら別のテーブルに行ってしまう桃さん。

「...ごめんな」

『あっ、いや』

もしかして。
今チャンスなんか？

『あっあの』

「うん？」

『も、もし嫌じゃなかったら』

『今度二人で飲みに行きませんか？』

「なんやそんなことか、笑」

「ええよ__」

二人の関係が進展するのは
もう少し先のお話...

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初めてのお相手目線にしてみました。
濱家さんがタバコを吸い続けていたら設定です。

個人的に先を書いてみたいなーと思ったら書くかもです、笑