Assortment of sweets (ページ6)

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うまくいかない Lily_03 ページ6

「濱家さん。昨日はごちそうさまでした...
　
　それに早々に潰れてしまってすいません...」

二日酔いの体を引っ張って訪れた先輩の楽屋。
昨日は飲んで早々に私が出来上がってしまい、最初の頃以外ほぼ記憶がない。

「ええよええよ、Aが酔っ払って寝てる間に面白いの見れたし、笑」

「え？どういうことですか？」

ニヤニヤしながら話し始めた濱家さんの話を
驚きながらもただ黙って聞くことしかできなかった。

「いや、リリーも珍しくまあまあ酔っ払ってたんやけどな」

「俺、トイレ行ってくるわ～って言って部屋でたんよ」

「それで戻ろう思って個室の扉を開けようとしたらさ...」

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『おーい、A』

「........」

『寝とんのかー、おーい』

「........」

『.......俺の気持ちも知らんで、無防備に寝やがって』

『何抱えてるんか知らんけどな、俺はお前にモテなきゃ意味ないねん』

『お前だけやで、俺の攻撃が効かないのは__』

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「リリーさん」

『......なんや』

いかにも二日酔いだから声かけんな雰囲気を出している先輩に声をかけてみる。

「昨日のこと、濱家さんから聞きました？」

『？....何を....？』

「......いいえ、なんでもないです、笑」

『なんやねん、気になるやん』

「いや、聞かない方がいいと思います、笑」

そんな風に

思ってくれてるなら

ちょっとだけ

ほんのちょっとだけ

これからあなたを意識してみてもいいですか？_____

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to be continued...？