四話【買い出し】 ページ4
＊＊＊
──雄英高校 文化祭まで、あと"三日"。
生徒たちは、文化祭の準備に追われていた。
教室の内装やステージ作りなど、やる事は山積みだ。
轟「……緑谷、ちょっといいか？」
緑谷「ん？どうしたの？轟くん」
轟「悪いが、買い出しを頼まれてくれないか？装飾に使う物を買い忘れてしまってな……」
緑谷「あぁ、わかったよ！僕、近くのお店で買ってくるね」
轟「ありがとう 助かる。足りないのは、風船と折り紙だ。よろしくな」
そう言って、轟は小さなメモを渡した。
***
── 見慣れた商店街。
いつも買い物に来るこの道も、今日は少しだけ違って見える。
緑谷「うわぁ……、凄いなぁ。まだ準備中なのに、もうこんなに賑やかなんだ……！」
商店街には屋台が立ち並び、飾り付けなども始まっていた。
普段は静かなこの場所が、まるでお祭りのような雰囲気に包まれている。
緑谷「って、のんびりしてる場合じゃないよね。早く買いにいかなきゃ……」
僕は急ぎ足で近くの雑貨屋さんへ向かった。
──その時だった……。
ドンッ！！
誰かとぶつかった衝撃で、持っていたカゴを地面に落としてしまった。
緑谷「あっ！す、すいません！大丈夫ですか！？」
慌てて謝ると、その人は何も言わずにゆっくりと立ち上がる。
『…………』
緑谷「……」
よく見ると、相手は女性だった。
背は低く小柄だが、目つきが鋭く、どこか威圧感がある。
『──その制服……。もしかして……』
緑谷「えっ？」
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クロノト(プロフ) - 何かヤンデレじみてんな轟(弟) (2022年11月21日 21時) (
レス) id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
光音@出戻り(プロフ) - 真昼さん» コメントありがとうございます(^^) (2022年11月3日 12時) (レス) @page9 id: dc1c2b938b (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 荼毘がすぐ登場していて嬉しかったです！続きが楽しみです♪ (2022年11月3日 7時) (レス) @page1 id: b9490dab21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光音@出戻り | 作成日時：2022年10月26日 20時
