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■Episode1105 ページ16




【ギロロ 愛の救出大作戦 であります】


⚠以前執筆出来なかったお話です。

________



[ここは、ケロロ小隊地下秘密基地の大プール。
なーんて、もう秘密でも何でもないんですけどね]



大きなプールでは、夏美が飛び込んでプールに入り、
ケロロとタママは二人で互いにガンプラを持って
ままごとのように遊び、冬樹は苦しそうに
息継ぎをしながらビート板で泳ぐ練習をする。

ギララは笛で特技兵分隊でのコピーされた
黒シルエットの部下達を呼び出して、
プールではしゃぐ部下達を見守りつつも自由に泳いでいた。



「ボケガエル、普段はろくなことしないけど、
このプール作ったのだけは正解よね!」



「なんだよ!ろくなことしないって!
素直にありがとうって言えない人は悲しいよねー」



「分かったわよ。ありがと!ボケガエル!」



夏美の言葉にケロロは不貞腐れて
頬を膨らましながらそっぽを向く。

そんなケロロに夏美は微苦笑をしつつも、
ふわりと笑いながらお礼を言った。



「ほんとに感謝してるなら
形に表して欲しいでありますなぁ!
例えば、家事当番1週間免除とか!
夏美殿のお小遣いちょこっと我輩に回すとか…ゲロ」



「調子乗るんじゃないの」



笑顔で話していくケロロの頭を押し沈め、
夏美は少々苛立っている様子だった。

すると、いきなりプールが金色に光り出し、
夏美の周りには大きな渦が出来始めた。



「何これ…」



「ね、姉ちゃん!助けてー!!」



「冬樹!」



冬樹も渦の餌食にされており、
泳げない彼はどうしたら良いか分からず、
大声で夏美に助けを求めていた。

夏美は慌てて冬樹を助けようと泳いで近付くが
一瞬で波に飲まれてしまう。



「ギララ特技兵分隊・水難救助開始」



「「「はっ!」」」



少し大きめの声で言ったギララは先程まで
楽しそうに泳いでいた部下達はすぐに返事をして
夏美と冬樹を助けようと泳ぎ、ギララも急いで泳いでいく。

しかし、ギララ達の行動は既に遅く、
夏美と冬樹は波に飲まれてしまい、
まるで泡のような空間に閉じ込められてしまった。



「な、何よこれぇ!」



「姉ちゃん!」



「冬樹ー!」



飛び込められた夏美は少し強い力で泡を叩くが
ヒビ割れたりなどビクともしなかった。
見事に冬樹も泡の中に入ってしまっていた。



「…遅かった」



「ギララ特技兵殿、ごめんなさい。
俺達がもう少し速く泳げたら…」

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Irobi(プロフ) - ゼレビィさん» 誤字の指摘とても助かります。ありがとうございます、修正完了致しました。 (2022年7月6日 18時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ゼレビィ - ページ12のとこのクルルのイニシャルちがいますよ (2022年7月6日 17時) (レス) @page12 id: 87c4baef62 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 木綿のおとうふさん» ありがとうございます!是非とも楽しみにしてくれるととても嬉しいです! (2022年2月6日 22時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
木綿のおとうふ(プロフ) - ガルル小隊編お疲れ様でした!番外編楽しみです! (2022年2月6日 22時) (レス) @page26 id: 8b26f2b109 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - シャルルさん» いつもありがとうございます!!これからも楽しく閲覧してくれれば幸いです!続編でもよろしくお願いします! (2022年2月6日 21時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi x他1人 | 作成日時:2022年2月6日 14時

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