Episode1048 ページ9
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「…恐らく。ギララさんとそのパートナーさんとの
“心の友情と信頼”……特に信頼が強く結ばれているようですね。
キルルに打ち勝つほど強い信頼関係を築けているようです」
「…信頼関係……」
ミララからそう告げられると、
ギララは胸の前に手を置いてポツリと呟く。
ケロロと冬樹はそんなギララを見て顔を合わせ、
ニヤニヤといたずらっぽく笑っていた。
そんなことも束の間、キルルが2人に襲い掛かろうとするが、
すぐにギララが銃を撃つ。
「……早く行って」
「う、うん！」
「ギララ、後は任せたでありますよ！」
冬樹は少したじろった返事とケロロはギララを信じて、
鍵を持って奥の方へと進んで行った。
それを見送り、ギララはふぅ、と息を吐く。
「…いくよ、キルル。ボクが相手だ」
ギララは入ってこないように軍帽のマークをいじって
バリアを張らせて、銃を構えてそう言った。
＿＿＿＿
「あの上に鍵穴があります。いと急いでください」
「よーし！」
「頑張るであります！」
長く続く階段の先には鍵穴があり、
冬樹とケロロは力を合わせて
目的地まで階段を登っていった。
ケロロはは鍵の頭部分を持ち、冬樹は鍵を差す場所を持っている。
「もしかして冬樹殿、そっちの方が
ちょっと軽かったりはしないでありますか？」
「え？」
ケロロは鍵を差す場所を、冬樹は鍵を持つところを持って階段を登っていく。
「やっぱり…もうちょっと持ち方を工夫して…」
「えぇ！？」
ケロロの案に冬樹は渋々持ち方を変えて、
横に並んで持ちながら登るのではなく、
縦に並んで2人は階段に登った。
「今度はどう！？」
「なんだか1番つらーい！！！」
結局のところ、どの持ち方も軽くなったりはせず、
疲れた冬樹とケロロはその場でしゃがみ込み、
息切れをしていたのだった。
「あともう少し！急がないといとこの星が…！」
「ぞな"こと言っだっで…っ。もー登れないであります！」
「僕も…」
「いと頑張って！」
運動が苦手な冬樹も限界に訪れ、
あと少しだというのに二人はバテてしまい、
ミララは焦った声で応援していた。
「ゲロぉ〜！これでペコポン侵略もおじゃんであります〜！」
「…もし、キルルを封印出来たら、
やっぱり…地球を侵略しようと思う？」
「…………」
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Irobi(プロフ) - クロごまさん» コメントありがとうございます。ご感想もとても嬉しいです。励みになります！ (2022年2月3日 16時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
クロごま - こ、コピーロボット！？これは予想していませんでした…。 (2022年2月3日 13時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 木綿のおとうふさん» ありがとうございます！そう言っていただき、とても嬉しいです。励みになります！ (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます！(^^) (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
木綿のおとうふ(プロフ) - 劇場版お疲れ様でした！上等兵くん凄くかっこよかったです！ (2022年2月1日 13時) (レス) id: 8b26f2b109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月31日 23時
