検索窓
今日:3 hit、昨日:16 hit、合計:10,970 hit

Episode1046 ページ7




「ドロロ、ありがとう!


……?」



「こちらこそ…かたじけない。


……っ」



小雪とドロロが微笑み合いながらそれぞれお礼を言うと、
二人の友情と信頼がキルルに打ち勝ち、
こちらも顔にあった☓印が消えた。


4人が目的地に到着しようとすると、
前からキルル達がやってくる。



「あんなの突破出来ないであります!」



ケロロと冬樹が不安そうな表情をしていると、
大きなアームが鍵を掴み、後ろを振り返ると
クルルロボに乗ったクルルの姿だった。



「捕まってろよォ!」



「…皆、あのキルル達お願いね」



「「「はっ!」」」



鍵を持った二人を持っていき、
ギララもそれを追い掛けて部下達に指示を送り、
部下達もミサイルや手榴弾を持つ。



「いっけぇ!クルルー!」



「ク〜ックック〜!強行突破だァ!!」



「「わあ〜〜〜っ?!?!」」



クルルが2人をぶん回しながら投げていくと、
2人はそのまま悲鳴をあげながら飛んでいき、
鍵のところまで一直線かと思いきや、
なんと赤いバリアが張られていた。



「こんなところに…バリアが…」



「……二人共大丈夫?」



「どけぇ!!!」



2人が痛そうに顔や体を抑え、
後から来たギララが心配しているとギロロの声が聞こえ、
後ろを振り返るとギロロがデンドロビウムから降り、
誰も乗っていないデンドロビウムがバリアを壊そうと突進してきた。

3人はなんとか避けきると、見事にバリアは壊された。



「早くいけっ…!」



「ゲロ?ギロロ!」



「ここは…っ、俺が守る…。お前たちは急いで中へ。
ギララ、もしキルルが中で分裂したら
コイツらを守っておけ」



「大丈夫でありますか?」



「傷だらけじゃない!」



見るからに痛々しい傷にどう考えても
早く手当したほうが良さそうなギロロに
ケロロと冬樹は心配の声をかける。



「構うな!さっさといけ!」



「侵略者だけに、いい格好させないわよ!」



「何ぃ!?」



「行ったり来たり忙しいぜェ」



ギロロが強めに言うと、頭上から声がして、
上を見上げるとクルルロボに連れて来られた
夏美がギロロの元へと飛んで降りてくる。



「ゲロ!?」



「姉ちゃん!?」



「夏美ちゃん…」



「ぶわかぁ!夏美!やめろ!」



夏美の姿にケロロ、冬樹は驚き、
特にギロロは彼女に危険な目に合わせたくないのか、
慌てたように彼女を止める。

Episode1047→←Episode1045



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
設定タグ:ケロロ軍曹 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Irobi(プロフ) - クロごまさん» コメントありがとうございます。ご感想もとても嬉しいです。励みになります! (2022年2月3日 16時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
クロごま - こ、コピーロボット!?これは予想していませんでした…。 (2022年2月3日 13時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 木綿のおとうふさん» ありがとうございます!そう言っていただき、とても嬉しいです。励みになります! (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます!(^^) (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
木綿のおとうふ(プロフ) - 劇場版お疲れ様でした!上等兵くん凄くかっこよかったです! (2022年2月1日 13時) (レス) id: 8b26f2b109 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Irobi | 作成日時:2022年1月31日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。