Episode1062 ページ23
✿
「侵略ぅ！？我輩達を差し置いて！
一体何処のどいつだよぉ！「まだ分からんのか！」」
「こんな大掛かりなことが出来るのは…」
ギロロがまだ理解していないケロロに
慌てたように誰の仕業か言おうとすると、
司令室全体に警報が鳴り響いた。
「日向家に接近する生命反応キャッチ。
……っ！夏美さんと冬樹さんです！」
「夏美！？」
「冬樹くんっ」
「2人共無事でありましたか！」
モアの情報によって、2人が無事だと分かったケロロは一安心する。
「……それと、他にもう一人います。
一体誰なのか分かりませんが…。
恐らく、惑星麻酔の効いていないペコポン人だと思います」
「ゲロ！？惑星麻酔の効かないペコポン人！？」
「……そんなことあるの？」
惑星麻酔が効かない地球人が日向家に入って来るのを確認したのは良いものの、
一体何処の誰なのか分からず、驚きを隠せないケロロと首を傾げるギララ。
「唯一、惑星麻酔に掛からなかったペコポン人……ねェ」
クルルは一体何者なのか素早くタイピングをしながら情報を得ようとした。
＿＿＿
「軍曹達はきっと地下だ！姉ちゃん！急いで！」
すると、日向家の玄関の地面からやって来たのは
西澤邸に現れたツルを使った怪物であった。
「え？きゃあ！」
「姉ちゃん！」
「いやあ！」
口から出るツルによって、夏美は縛られてしまい、
怪物は夏美を食べようと大きく口を開けた。
夏美が泣きながら悲鳴をあげて
怪物が夏美を食べようとしたときだった。
怪物目掛けて銃が撃たれる。
「きゃあ！」
怪物はそのまま銃に撃たれてしまい
トドメとしてミサイルも発射され
口の中のツルが引き離されて、夏美は地面に落ちる。
「姉ちゃん！大丈夫？」
「怪我はない？」
「う、うん…」
ミサイルの爆発によって煙が立ち、
その煙からは銃やミサイルなどを武装したギロロが
思い切り睨み付けながら出てきた。
武装されていた武器の出番はなくなりその場に消える。
「あっ！」
「ギロロ！」
「…っ！」
ギロロの姿を見た夏美と冬樹は顔を明るくさせ、
大学生は無言でギロロの姿を見詰める。
するとギロロは何かを感じ取ったのか目を見開く。
「ありがとう、ギロロ。
ギロロ…？」
夏美がお礼を言うが、ギロロは目を見張って上を見上げていた。
「よりによって…お前が来るとはな…。
ガルル」
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Irobi(プロフ) - クロごまさん» コメントありがとうございます。ご感想もとても嬉しいです。励みになります！ (2022年2月3日 16時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
クロごま - こ、コピーロボット！？これは予想していませんでした…。 (2022年2月3日 13時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 木綿のおとうふさん» ありがとうございます！そう言っていただき、とても嬉しいです。励みになります！ (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます！(^^) (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
木綿のおとうふ(プロフ) - 劇場版お疲れ様でした！上等兵くん凄くかっこよかったです！ (2022年2月1日 13時) (レス) id: 8b26f2b109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月31日 23時
