Episode1059 ページ20
✿
「ドロロ！さよならじゃないよね！？」
「………ニン！
トイヤっ！」
心配そうな表情で言う小雪にドロロは頷いた後、
そのままこの場を去ったのだった。
ドロロを見送った小雪は何かを決心したのか、
ある少女の元へと直行した。
＿＿＿＿
「あわわ…」
「吉岡平！どうしたのです！」
「お嬢様！親衛隊全員が時間停止状態にあります！」
西澤邸でも、吉岡平の他にも親衛隊の人々が止まっており、
今小の場で動いているのは桃華、タママ、ポールの3人だけであった。
「そんな…。だったら…何故私達だけが動いていられるの？」
「恐らくは…オーバーサイエンスの成さしめる技…」
「へ…。ではまさか…」
桃華が何か察しがついたように言うと、
突然西澤邸から地震が起きる。
地面からは謎の怪物が現れ、桃華、タママは目を見開き、
ポールは顔を顰めるだけであった。
怪物から出てきたツルが桃華を襲いにかかる。
「きゃあ〜！！！」
桃華が悲鳴を上げると、ポールは彼女の前に来て、
ポールの両手にツルが縛られるが、
すぐに力付くで切ることに成功する。
「ポール！」
「このポール。
今こそ、桃華お嬢様をお守りする盾となりますぞ！」
すると、すかさず後ろからツルが2人を襲おうとする。
「タマぁ！」
しかし、タママの蹴り技によって見事にツルは吹き飛ぶ。
「タマちゃん…！」
「ボクを忘れてもらっちゃ困るですぅ！」
3人の周りには更に同じ怪物が現れた。
桃華を守るため、ポールとタママは構えた。
＿＿＿＿
「きゃあ！なんなのよこれぇ！」
夏美が自宅へ帰ろうとすると、
宇宙ニョロが彼女を襲い掛かってきて、
彼女の方足を縛り付ける。
がしかし、宇宙ニョロはある少女のクナイによって切られる。
「小雪の嬢、推参！」
「小雪ちゃん…！」
「夏美さん！」
地面から出てきたのは宇宙ニョロを操る怪物であった。
「きゃあ！」
「夏美さんは早く逃げてください！」
2人の会話をお構いなしに、怪物は宇宙ニョロを使って襲い掛かるが
小雪のクナイによって素早く切られていく。
怪物は苦しそうにもがき始める。
「ドロロが言ってました。
これはドロロのお友達の仕業じゃないって！」
「お友達って…ボケガエルのこと？」
「とにかく…ここは私に任せて！」
「でも！」
「忍びに心配は御無用！」
小雪はその場で高く飛び、宇宙ニョロを切って、怪物と戦っていく。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Irobi(プロフ) - クロごまさん» コメントありがとうございます。ご感想もとても嬉しいです。励みになります！ (2022年2月3日 16時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
クロごま - こ、コピーロボット！？これは予想していませんでした…。 (2022年2月3日 13時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 木綿のおとうふさん» ありがとうございます！そう言っていただき、とても嬉しいです。励みになります！ (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます！(^^) (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
木綿のおとうふ(プロフ) - 劇場版お疲れ様でした！上等兵くん凄くかっこよかったです！ (2022年2月1日 13時) (レス) id: 8b26f2b109 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月31日 23時
