Episode1050 ページ11
✿
「いつだって…何度だって付き合うよ！
また一緒に買いに行こう？」
「いつもと違う、回り道をして探検しながら！」
「で、不思議な祠を見付けたりして！」
「もうバッテンは懲り懲りであります！」
「そうだね！今度はちゃんと軍曹の話聞くから！」
自分たちが犯してしまった罪を反省し、
互いのことを思いやりながら話していく。
そして、冬樹とケロロはようやく鍵穴のところへ
辿り着くことが出来たのだった。
離れた☓印の床の先には冬樹とケロロが最初に見付けたオレンジ色に輝く石がある。
そして、鍵穴も見つかった。
二人はそれを見つけて互いを見て頷き合い、
高く飛ぼうと助走をつける。
「「せーの！ジム！スナイパー！カスターーム！！」」
ケロロと冬樹は掛け声を合わせながら進み、
そして鍵を鍵穴へはめることができた。
「二人共、いとご苦労様でした」
祠の中でケロロは外れた石の一部をはめ、
元のオレンジ色に輝く石が出来た。
「これで…キルルは再び封印されます。
遠い人通しが友情で結ばれたら、
きっと、この宇宙にあるどんな苦難だって乗り越えられます。
貴方の隣にいる人は、大切な友達だということを忘れないでくださいね」
ミララは言い聞かせるように言って、
冬樹とケロロは互いを見詰め合って、一緒に笑い掛ける。
そして、ミララはそのまま消えてしまった。
＿＿＿＿
「…っ…？」
鍵をはめたことにより、金色の光が灯し、
中で分裂されていったキルル達は消え、
思わず空振りをしてしまってよろめくギララは
消えたキルルを見て、不思議そうに辺りを見渡す。
＿＿＿
そして、外で増幅していたキルルが消え、
ギロロと夏美を囲んでいたキルルも消える。
「あれ？」
ギロロと夏美は辺りを見渡し、
小雪とドロロが囲んでいたキルルも、
その他のキルルも消えていく。
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Irobi(プロフ) - クロごまさん» コメントありがとうございます。ご感想もとても嬉しいです。励みになります！ (2022年2月3日 16時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
クロごま - こ、コピーロボット！？これは予想していませんでした…。 (2022年2月3日 13時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 木綿のおとうふさん» ありがとうございます！そう言っていただき、とても嬉しいです。励みになります！ (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます！(^^) (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
木綿のおとうふ(プロフ) - 劇場版お疲れ様でした！上等兵くん凄くかっこよかったです！ (2022年2月1日 13時) (レス) id: 8b26f2b109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月31日 23時
