Episode1041 ページ2
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「キルルの祠で君の壁画を見付けたんだ！」
「なんですとぉ！？」
「本当は君、キルルを止める方法を知ってるんじゃないの？」
冬樹が彼女を問い詰めると、冬樹の額、
そしてケロロの鼻には今度は○が描かれた。
「……………黙っていてごめんなさい。
自動判別型・究極侵略兵器キルミラ。
実行する者キルル、審判を下す者ミララ」
＿＿＿＿＿＿＿
「2つは1つ。1つは2つ。そして…1つも1つ…」
「この声は…」
「…どうなってるの？」
モアの足、夏美の額、ギロロ、ギララの鼻にある
☓印の上からは○が被るように浮き出て、
ミララは彼らに声を聞かせるためにテレパシーを送っていた。
「っ！」
「もしかして…」
「み、ミララ…？」
小雪、ドロロ、タママ、桃華達にあった
☓印も上から○が浮き出ており、彼女の声が聞こえて反応し、
突然消火活動を止めたギララの部下は不思議そうに見つめる。
＿＿＿＿＿
「やっぱり、君が何か鍵を握ってるんだね！」
「いと正解です」
「え？」 「ゲロ？」
すると、ミララ自身は光り出し、
冬樹とケロロは目を見張って彼女を見る。
「私が、キルルを封印する鍵なのです」
「わぁ…！」
「確かに…鍵でありますな…」
ミララは己の姿を鍵へと姿を変えた。
鍵となったミララはそのまま落ちていき、
油断していた冬樹とケロロは彼女の下敷きとなり、
心底痛そうに顔を歪めていた。
「貴方方の友情と信頼が、キルルの☓印に打ち勝つ程、
いと強きものであることを見せていただきました。
キルルを封印出来るのは、貴方方しかおりません」
「…もしかして…僕達を試していたの？」
「それで、いと侵略者だの、敵同士だの、
場を盛り下げるような発言ばかり…」
「いとお黙りなさい！」
ミララに叱られ、ケロロはビクッと体を強張らせ、
気まずそうな表情にする。
「元はと言えば、キルルの封印を解いたのは貴方達！
責任取ってください！」
「「……ごめんなさい…」」
彼女のごもっともな発言にケロロと冬樹は素直に謝った。
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Irobi(プロフ) - クロごまさん» コメントありがとうございます。ご感想もとても嬉しいです。励みになります！ (2022年2月3日 16時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
クロごま - こ、コピーロボット！？これは予想していませんでした…。 (2022年2月3日 13時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - 木綿のおとうふさん» ありがとうございます！そう言っていただき、とても嬉しいです。励みになります！ (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ゆっこさん» ありがとうございます！(^^) (2022年2月1日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
木綿のおとうふ(プロフ) - 劇場版お疲れ様でした！上等兵くん凄くかっこよかったです！ (2022年2月1日 13時) (レス) id: 8b26f2b109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月31日 23時
