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Episode995 ページ6




「今度もつまんなかったら、絶対お金返してもらうんだから…」



「始まるよ!」



彼女に案内された場所はどうやらイルカショーの会場らしい。
先程の水槽を見て疑う夏美とは反対に、
冬樹はワクワクしながら見ていた。



「ドロッパ!」



「クルッパー」



モアのアナウンスでショーが始まり、
水槽の中からはイルカにコスプレしたドロロとクルルが顔を出す。



「ギラッパ」



2人が高く飛んでまた水槽に戻っていくと、
次はイルカのコスプレをしたギララがやって来て、
先程の2人よりもっと高く飛んだ。



「ギロッパ!」



「タマッパ!」



次にこちらもイルカのコスプレをした
ギロロとタママが両サイドから顔を出す。



「ケロッパー!」



そして、こちらもイルカのコスプレをしたケロロが
真ん中から登場して高く飛んだ。

どうやら、タママが言っていたスペシャルショーというのは、
イルカのコスプレをしたケロロ小隊のイルカショーのようだった。



「はいっ!」



モアが左手を上げると、ケロロ、ギロロ、タママが
右から飛んでくる。



「はいっ!」



先程とは逆に右手を上げると、今度は左から
クルル、ドロロ、ギララが飛んでやってきた。



「ケロッパー!」



6人は水面を渡りながら、頭にはそれぞれの
カラーボールを頭に乗せて芸を披露する。

次に、火の輪をギララ、ドロロ、クルル、タママ、
ギロロ、ケロロという順番で潜っていく。

他の5人は飛べたものの、ケロロだけは火に当たってしまい、
全身に炎が纏ってとても熱そうにしていた。



「「わぁ…!」」



「へぇ?中々やるじゃない!」



スペシャルショーの出来に冬樹、桃華は感動の声を上げ、
夏美も楽しそうな表情で見ていた。



「いやっはあ〜!」



モアが泳いでいるケロロの頭の上に乗って
後ろからはその他5人が水槽から勢いよく顔を出す。



「はいっ!」



モアがケロロの頭の上に乗って両手を広げ、
その下にはケロロは勿論、タママ、ギロロ、ギララも
彼女と同じように両手を広げる。

クルル、ドロロの2人は両サイドから飛んでいき、
最後まで見事に失敗せずにショーをする事が出来た。



「「「ケロッパー!」」」



とても面白いショーを見れて3人は拍手をし、
夏美は興奮したのか席から立ち上がって拍手をした。

すると、いきなり水族館から地震が訪れ、
会場にいた全員は辺りを見渡して首を傾げる。

するといきなり、『ケロッパーズ』と書かれた看板は破壊される。

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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ!いつも応援してくださり、ありがとうございます!とても励みになります!全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします! (2022年2月1日 23時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる!?すみません!書き込んでしまって、これからも応援します! (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます!応援してます! (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi | 作成日時:2022年1月29日 21時

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