Episode1037 ページ48
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「侵略者も…人助けぐらいはする」
「ギロロ…」
「…………」
「ホッ…」
助けてくれたギロロに冬樹は嬉しそうにし、
夏美は少し気まずそうに彼を見た。
ケロロはなんとか2人が助かったことに
ホッと安堵していたのだった。
「ギララ！ケロロと共にキルルの相手をしろ！」
「了解です」
ギロロに指示をされて敬礼するギララは
飛行ユニットを加速させてケロロの方へ向かった。
「いけー！
『夕食のおかずはかならず3品以上！！』
もう！なんで当たんないのよー！」
「だから前を見て発動させてくださいって」
「しょうがないでしょ！？
前向いて攻撃したらヘルメット上に発射するんだもん！」
「あ、それもそうですよね」
何度やっても当たらないケロロに
ギララはツッコみながらも指摘する。
が、それに関してはケロロも分かったみたいで、
半ギレで言うケロロにギララは手を叩いて納得していた。
そんな話をしている内に、キルルはどんどん近付いてくる。
「『あたってちょーだい！』『あたって下さい！』
また外れぇ？……っ！？」
当たってくれと悲願しながらも攻撃するが、
キルルに避けられてしまい、
同じ攻撃をしても当たらずにいてケロロも
疲れたように言うとキルルはどんどん近付いてくる。
「皆隊長しか頼れる人はいないって
言ったかもしれないので頑張ってください」
「その不安を煽るような言い方やめてくれない！？」
ギララの慰めの言葉が逆効果だったのか、
怒鳴りつつもツッコミをするケロロ。
キルルはお構いなしに近付いてくる。
「ケロ…。……あっ。
あちゃー…」
ケロロが後ろに下がると下にあった車に
気付かなかったのか思い切り踏んでしまい、
申し訳無さそうな声を漏らしていた。
すると、キルルはケロロの目の前に来た。
「あっ……あぁ…。
(やっぱし我輩にはペコポンを守る義務なんて…)
ないでありまーす！！！
ゲロぉ！」
「っ！まずいっ！」
「あぁっ…！」
ケロロのネガティブな思いからヘルメットに現れてしまい、
☓印のエネルギーがどんどんキルルによって吸われてしまう。
それを見ていたギララは目を見開いて
珍しく大声で叫んで冷や汗をかき、
ミララも悲しそうな表情で見詰めていた。
＿＿＿＿
「おじさま！」
「ちょっとまずいなァ。
隊長のエネルギーが吸われてるぜェ…」
「ええっ！？」
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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ！いつも応援してくださり、ありがとうございます！とても励みになります！全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします！ (2022年2月1日 23時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる！？すみません！書き込んでしまって、これからも応援します！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます！応援してます！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月29日 21時
