Episode1036 ページ47
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「よっと…この辺なら良いであります！
キルルよ…我輩に従うであります！
いけー！『静岡工場』ー！」
そう言ってヘルメットに付けてあった
アンテナからビームを出すケロロ。
しかしキルルには当たらなかった。
「外れた！？」
「あのー…静岡工場って…」
「え…？何か聞こえた？」
「はあぁ…」
「軍曹…。……そうだっ！」
静岡工場という意味がよく分かっていないミララに
ケロロは聞こえてないのか誤魔化しているのか
不明だが苦笑いしながら言う。
そんなケロロに夏美は額に手を当て、
冬樹は心配した表情で見ると何か閃いたみたいだ。
「いけー！『お小遣い値上げ！！』」
「タマ？」 「ニン？」
「『家事手伝い交代！！』」
「ちゃんと狙えー！」
「前見ないと当たりませんよ」
何度も攻撃を仕掛けるケロロであるが、
キルルを狙っているつもりが違う所へ外してしまい、
怒鳴りつけるギロロに呆れて言うギララ。
「よーし！接近戦であります！
……よいしょ…こらしょ…。
もー！違法駐車は迷惑でありますよ！」
「軍曹危なーい！」
「ゲロ…？ゲェロォ？！？！」
接近戦しようと前へ進むケロロだが、
冬樹が言ってくれたお陰が上を見上げると、
キルルが大きく手を振り翳してくる。
ケロロはなんとか間一髪で避ける。
「おっとっとっとっとー！……ゲロ…。
ゲロ？冬樹殿？」
「危険だから戻って！」
バランスを崩して後ろの家に尻もちをつきそうだったケロロだが、
体重をあまりかけていなかったせいか、
なんとか家は潰れずに済む。
ケロロは頭に付けてあったヘルメットを外すと、
冬樹が走っていくのが見え、
それを追う夏美の姿も彼の目に映った。
「足元ウロチョロされたら危ないでしょ！？」
「なんですって！？」
「あの祠調べて来るよ！
キルルを止めるヒントがあるかもしれないから！
だから軍曹も頑張って！」
「エ。………あっ！」
原因となった祠を調べようとするケロロ。
すると、2人の元にキルルが手を振って攻撃を仕掛けてきた。
「「っ！」」
「危なーい！！！」
2人に襲ってくる攻撃にケロロは慌てて走って
それを止めようとしたその時だった。
「『ギララ・プロテクション』」
「キャア！」 「うわっ！」
ギララが2人の前に立ってバリアを行い、
その隙にデンドロビウムに乗ったギロロは
両手に2人を抱えて逃げていく。
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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ！いつも応援してくださり、ありがとうございます！とても励みになります！全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします！ (2022年2月1日 23時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる！？すみません！書き込んでしまって、これからも応援します！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます！応援してます！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月29日 21時
