Episode1034 ページ45
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しかしタママは沢山のエネルギー波を発動させる。
エネルギー波の衝撃によって風が吹くが、
キルルには全くの効果なし。
「キルルルルルルル…」
「っ、戦闘再開」
「「「はっ!」」」
ギララが手榴弾の栓を抜いてキルルに向けて投げ、
銃を乱射させてまた合図を送り、
部下たちはすぐに了承して攻撃を再開させる。
しかし、何故かキルルに効かなかった。
「キルルに武器はいと通用しません…」
「まさか…」
「そんな…!」
どうやら、武器が効かないキルル。
これ以上どう戦えば良いのか分からず、
それでも冬樹と夏美は彼らを見てることしか出来なかった。
「おぉらぁ!クソぉ!!!」
「タママくん!無駄でござる!」
「っぷ……。………タマ?」
血走った目のタママがキルルに襲いかかろうとし、
ドロロは彼の背後に回って必死に彼を止める。
体にも限界が来てしまったのか、
タママインパクトを出せなかったタママは
またいつもの調子に戻った。
「…………」
「ギララ特技兵殿、怪我はありませんか?」
「…無いと思う。君たちは?」
「我々も大丈夫です!」
ギララのフライングボードに乗って攻撃をしていた部下たちは
飛行ユニットで空を飛んでキルルを
無言で見詰めているギララに話し掛けて
怪我がないか心配する。
少し間があったが、ないと答えるギララは部下たちに同じ質問をするが、
誰一人怪我は無かったみたいで黒シルエットでも
分かるくらいのドヤっぷりを見せる。
それを見たギララは「そっか」とだけ言った。
____
〈攻撃一旦中止でござる!〉
〈消火作業に移る!〉
「おのれぇぇ…」
一連の様子をモニターから確認していたケロロは
キルルの手強さに歯を食いしばると、突然机を叩いた。
「我輩も出る!」
決心がついたのかどうやらケロロも
キルルと戦うために席を立ち上がった。
____
「水遁の術!」
ドロロは両手に扇子を取り出して扇子から水をばら撒いて燃え上がる火を消していく。
タママも口に水を含んで勢いよく吐き出し、
ギララの部下もバケツの中の水を炎にかけて
消火活動に取り組んでいた。
ギララの部下が消火活動をしている理由は
ギララに指示をされて行っているのであろう。
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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ!いつも応援してくださり、ありがとうございます!とても励みになります!全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします! (2022年2月1日 23時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる!?すみません!書き込んでしまって、これからも応援します! (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます!応援してます! (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Irobi | 作成日時:2022年1月29日 21時