Episode1032 ページ43
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ギロロは庭においてあったテントを片付け、
侵略基地に移動し、タママも浮かない顔でやって来る。
ギララも下に俯き、モアも悲しげな表情し、
クルルは頬杖をつきながらモニターを見ていた。
「…信頼とか友情ってなんなんでしょうね」
「……………」
自分の席に座ったタママが伏せながら言うが、
誰も答えようとしなかった。
すると、ケロロも浮かない顔で侵略基地にやってきた。
「面白味が無くなっちまったなァ」
唯一、一人だけ☓印を付けていないクルルは
椅子に凭れながらモニターに映る
西澤タワーを見詰めていた。
すると、モニターに映っていた
紫色のオーラを放っている西澤タワーは
左へ勢いよく倒れてしまう。
その衝撃に煙が舞い、その煙から白くて大きな怪物が姿を現す。
そこには負のエネルギーを吸収して
大きくなってしまったキルルの姿だった。
キルルはゆっくりと歩いてくる。
「ゲロぉ！？」
「…まさかあれがキルルというのか…？」
「クック…。遂に目覚めちまったかァ…」
モニターには大きなキルルが誕生してしまい、
ケロロは驚いた表情で見て、
ギロロも驚きを隠せずに正体がキルルと見破る。
クルルは笑いながら言っているが、
冷や汗をたらりと垂らしていた。
タママとモアも目を見張って言葉を失う。
「………っ」
ずっとジト目だったギララも
モニターの光景を見て眼孔を開けて、
冷や汗を垂らしていたのだった。
「………っ！
キルル、西澤家邸宅エリアから出ます！」
モアはハッとしてキルルが
今現在どうしているのか報告をする。
「ムキー！ペコポンには正義の味方いないのぉ！？」
「テレビや映画じゃないんだぜェ？
ペコポン人共は皆腑抜けにされて出てこれねぇよォ」
「全くもう！」
「キルル、西澤家商店街エリアへ侵入。
桃華ロードを破壊しつつ進んできます！」
キルルをどうにかして止めようとする方法を探るが、
頭では考えることが出来ず、
ケロロは歯を食いしばりながら
モニターを見ることしか出来なかった。
キルルはそれでもどんどん進んでいき、
街全体を破壊していく。
「昨日今日きたひよっこ侵略者に！
好き勝手やられてたまっかぁ！」
［いやあの、超古代から封印されてたんですけど…］
怒りながら言うケロロだったが、
すぐにナレーターから鋭いツッコミをされる。
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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ！いつも応援してくださり、ありがとうございます！とても励みになります！全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします！ (2022年2月1日 23時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる！？すみません！書き込んでしまって、これからも応援します！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます！応援してます！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月29日 21時
