Episode1030 ページ41
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気まずそうに言おうとするケロロに
ミララが代わりに悪意無しで言ってしまい、
彼女からヘルメットを指摘されてから離れて
聞いていたギロロとギララは分かりやすく体が跳ねて、
ケロロは大量に汗を流していた。
「侵略兵器？これが？」
「はい！それも超強力な！」
〈良い目してるねェ〜。アンタ〉
「……？」
ケロロとギロロ、そしてギララも珍しく
冷や汗をかいていると頭上から
クルルの声が聞こえてきて、6人は上を見上げる。
「ク〜。寝違えちまったぜェ」
「もしかして…あれを作ったの貴方？」
「イエス。オフコース」
塔から出てきたのは寝違えった首を支えるクルルの姿。
ミララが空を飛んでクルルの方まで来て
はしゃいだように言うとクルルも悪びれもなく答えた。
「すごーい！あの兵器なら全ペコポン人は思いのまま。
侵略もいと簡単って感じですね！」
［とても…そうは見えませんが…］
あのヘルメットが侵略兵器と言われると、
見た目が見た目なせいかどうも見えない。
ケロロが汗を大量に流して水溜りもでき、
夏美は静かにヘルメットを離し、
ケロロは地面に思い切り倒れた。
「ま、俺は頼まれたってへなちょこな
侵略兵器なんか作れねェからなァ」
「アンタ達！ちょっとは空気読んでよ！
空気読まないキャラなんてギララだけで十分だわ！」
「え」
［唐突な巻き込まれです］
関係のないところで急に目の前でディスられ、
真顔だが明らかにショックを受けるギララに
隣にいたギロロは上を見上げながらも、
彼の肩に手を置いて慰めていた。
「あっ、いとごめんなさい…」
「ク〜クッ」
「全くもう…！」
慌てて謝るミララと笑うクルルに
ケロロは溜め息を吐きながら腕を組んでいた。
しかし、その時だった。
「──どういうこと？軍曹」
「っ！」
「侵略兵器って…本当なの？」
「こ、これはそのぉ…あのぉ…！」
「本気でそんな兵器を…？」
冬樹の額の☓印が光り、悲しげな表情で言う冬樹。
すると、閉じていたキルルの右目が開いた。
「いやぁ〜！言葉の綾っていうかぁ！
たまたま歩いてたら偶然落ちてたの拾ってラッキーって…
「(ちゃんと答えてよ！)」………ケロ？」
ケロロが慌てて冷や汗を垂らしながら、
必死に嘘を吐いているが、
冬樹の心の声が聞こえて目を見開いた。
そして、今度はキルルの左目が開いた。
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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ！いつも応援してくださり、ありがとうございます！とても励みになります！全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします！ (2022年2月1日 23時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる！？すみません！書き込んでしまって、これからも応援します！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます！応援してます！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月29日 21時
