Episode1029 ページ40
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「でも、侵略者と侵略される者。
敵同士じゃないんですか？」
「僕達は違うよ！」
「そう！キルルのバッテン攻撃を受けて尚、
ビクともしない固い友情と信頼！
我輩達は皆、仲間であります！」
赤いふんどしを身に着けて、眉毛も太くなり、
まさに海の漢といった感じの雰囲気で言うケロロ。
波が現れてケロロの体にはわかめやらタコ、ウニが付着していた。
ギロロと夏美は睨み合い、モアは笑い掛け、
ギララは胸に手を当てて目を閉じ、
ケロロと冬樹は互いに目を合わせて笑いあった。
その様子を見てミララも笑顔になったが、
すぐに何処か寂しそうな顔に変わった。
「ま、ボケガエルと仲が悪いのは、
キルル以前の問題だしねー」
「姉ちゃんったら…」
「ごめんなさい！」
やれやれとでも言いそうな表情で肩をすくめる夏美に冬樹は苦笑いしていると、突然ミララが頭を下げて謝ってくるので、一同は首を傾げて彼女を見る。
「皆さん信頼し合ってるんですね！
特に、その方は離れている相手でも、
信頼が誰よりも強そうに思えます！」
「ゲロ？」
ミララが指を差して一同の視線に集まったのはギララであった。
「…ボクに言ってるの？」
「そうです！貴方です！」
ギララは自分で指差して質問すると、
ミララは元気よく頷いて答えた。
「離れてる相手って…」
「そりゃ、ママの事でしょ？ね、ギララ」
「…うん。約束したの。
離れていても信頼し合えるパートナーになろうねって」
ミララの言う『離れてる相手』が誰なのか、
もしかしてと思いつつも少し疑う冬樹と、
腰に手を当てて言う夏美に頷くギララ。
胸の前で拳を作って目を閉じるギララに
ミララはホッと胸を撫で下ろしていた。
「でも、本当に良かったです！
私ったら…これでペコポン侵略を
企んでるんだと勘違いしてました！」
「ぎくっ…」
［図星です］
徹夜して完成したヘルメットをケロロに被せて
安心したように言うミララ。
先程まで☓印を利用して地球侵略をしようとした
ケロロは分かりやすく反応した。
ナレーターの言う通り、図星である。
「そういえばなにこれ」
ケロロが被っているヘルメットの上部分をぶら下げて持つ夏美。
「こ、これは…」
「ペコポン侵略兵器ですよねー！」
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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ！いつも応援してくださり、ありがとうございます！とても励みになります！全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします！ (2022年2月1日 23時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる！？すみません！書き込んでしまって、これからも応援します！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます！応援してます！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月29日 21時
