Episode1023 ページ34
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「洗脳系とかも良いけどねぇ…。
…そうねぇ。まずはこれまで散々押し付けられた
家事手伝いを夏美殿にお返しするであります。
ママ殿にはお小遣いアップを命じ、
全国のおもちゃ屋さんにはガンプラ売り場の充実を。
いや！直接ガンプラ工場へ指示を下して、
我輩の思い通りのモビルスーツを
ガンプラ家してもらうであります！
ゲロゲロゲロ！」
［相変わらずせこい俺流侵略まっしぐらです！］
目的が地球侵略ではなく、
まさに自分のことしか考えてない作戦である。
「流石軍曹さん！カッコいいですぅ！」
「はぁ…」
「…皆が良いならそれで良いよ」
「ゲロゲロゲロ！」
しかし、そんなケロロにタママは褒めて、
ギロロはちゃぶ台に向かうのをやめて、
呆れたように溜め息を吐き、
ギララはまたお茶を飲んで言った。
その様子をある人物は見ていた。
「ケロロくん…僕にもそのバッテンを付けて。
って…その一言がいつも言い出せないんだ…」
いつものようにハブられるドロロの姿が。
ドロロは天井の板をずらして、
楽しそうに笑うケロロを見ていた。
素直に言えない自分に対して、
ドロロは溜め息を吐いた。
＿＿＿＿＿＿＿＿
「あら？ギラちゃんもそのバッテン付けてたの？」
「…うん、隊長が付けてくれた」
「私も、夏美に付けて貰っちゃった！」
仕事が早めに終わって日向家に着いてバイクを置くと
丁度フライングボードから降りるギララに遭遇する秋。
ギララの鼻を見ると☓印が付いているのが見えた。
秋はおでこにある☓印を見せて笑うとギララは無言で頷いた。
「それじゃあギラちゃん。
一緒にテレパシーで会話してみよっか！」
「……了解」
テレパシーで会話するために、目を瞑る秋を見て、
ギララもゆっくりと瞼を閉じた。
「(ギラちゃん。ママの声、聞こえる？)」
「(…………うん。ちゃんと聞こえる)」
「(それじゃあ、ギラちゃんの好きなものは？)」
「(…………わからない)」
ちゃんとテレパシーで会話をする秋とギララ。
秋の質問にギララは相変わらず「わからない」と答え、
そんな彼の回答に秋は目を開けてテレパシーをやめた。
「わからない、か」
「……ごめん…？」
「ううん、謝ることないわ。
いつか好きなものできると良いわね」
くすりと笑って言う秋に無表情なギララは
頷いて「うん」と返事をした。
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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ！いつも応援してくださり、ありがとうございます！とても励みになります！全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします！ (2022年2月1日 23時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる！？すみません！書き込んでしまって、これからも応援します！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます！応援してます！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月29日 21時
