Episode1009 ページ20
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手を引く冬樹にギララは野球を誘っている。
しかし、それを無視し、ギララは席に座らされた。
「はい、お父さん。お夕飯の支度が出来ましたよ」
「わー！今日のおかずは豆腐と」
「納豆だ」
「わー、美味しそうだねー」
ちゃぶ台の上には豆腐と納豆が置かれ、
夏美と冬樹がはしゃぐと、その隣のギララも
完全なる棒読みで目も死んでいたが、
両手で大きく喜びを表していた。
「おぉ！ワシの好物ばかり！では、早速…。
………ハッ！」
ケロロが納豆と右手に箸を持ってかき混ぜようとすると、
何かを思い出してハッとして高速でかき混ぜ始めたわ。
「あの時も…我輩は納豆をかき混ぜていたであります…。
記憶を失くした直後、あの大浴場のような場所で」
「そうか！それだよ！」
「ゲロ？」
「皆！記憶を失くした時の状況を思い出すんだ！
そこに、記憶を取り戻すためのヒントがあるかもしれない！」
徐々に記憶を取り戻せれているケロロを見て、
冬樹は閃いたように提案をし、彼の言葉通りに
全員は何をしていたのか思い出そうとした。
「確か…アタシ達は…家でテレビを見ていたわ」
「俺は鎖でぐるぐる巻きにされ、湯船の底に沈められていた」
「ボクは風呂敷にガンプラを包んでいたですぅ」
「拙者は農園で水を撒いていたでござる」
「…ボクは麦わら帽子を被って、
リュックサックに食べ物を詰めていました」
「私は地面に穴を開けていました」
「俺はガンプラの前でニッパーを握り締めていたな」
夏美、冬樹、ドロロ以外の5人は冒頭で出てきた
あの時の行動を思い出す。
すると、ケロロはクルルの言葉に過剰反応し始めた。
「もしかしてお宅、ガンプラマニア？」
「そこら辺はハッキリしねぇよォ。
何か重要なことをやりかけていたよォ…」
2人がそんな話をしている内に、
カウントダウンは進んでおり、遂に2分へとなっていた。
［爆発まであと2分5秒！あー！どうなるんだー！］
遊びはここまでにして、全員は大浴場へと向かった。
そして何故かケロロだけはまだかつらを被っている。
＿＿＿＿
［そして、舞台は再び銀河の湯］
「クックック〜」
クルルは笑いながら沢山並べられた鏡を見つめると
左側にある鏡をジッと見て、鏡の後ろを開ける。
そこには驚きのものが発見された。
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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ！いつも応援してくださり、ありがとうございます！とても励みになります！全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします！ (2022年2月1日 23時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる！？すみません！書き込んでしまって、これからも応援します！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます！応援してます！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月29日 21時
