Episode1004 ページ15
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「アイドルの成分…なしだな…」
「ええ…」
「なーんか違う気がするですぅ」
「な、なんでぇ？」
「クックック〜」
「……思ったんだけど、まずアイドルとかに
アクロバティックなダンス求めるってまずどうなの？」
ギロロ、タママ、ギララからダメ出しをされて、
ドロロはショックを受けて泣きそうな声になり、
寝転がっていたケロロは重い腰を上げて、
ドロロの方へと振り返り、口を開いた。
「君は…目立っちゃいけないキャラのような気がするであります」
「そ、そんなぁ…！」
互いが記憶喪失になっても、ドロロの扱いは相変わらずである。
［そうこうしている内に、
爆発まで残り時間、あと11分11秒！］
＿＿＿＿
ケロロ小隊はひとまずケロロの部屋から
ステージへと移動をして、それぞれが背中を向く形で
ステージの上に立っていた。
「カラフルな6つの色」
「それに…隊というキーワード…」
「我輩達、ひょっとして…戦隊ヒーローなんじゃね！？」
「ボクもそんな気がしてたですぅ！」
アイドルグループの次は戦隊ヒーローという考えに至り、
どうやらタママもケロロと同じことを思っていたらしく、
強く頷きながら同感していた。
「よし！行くぞ！皆！」
「「「おー！」」」
ケロロに合わせて、5人は構えて掛け声を合わせた。
「っ！」
「ギロッ！」
「カレーは中辛」
「ギラッ」
「タマッ！」
「ニンっ！」
「「「記憶喪失戦隊！オモイダセンジャー！」」」
6人がそれぞれポーズを取り、真ん中には
ギロロと珍しい位置でギララが立っていた。
「ゲロぉ？なんでアンタらが真ん中なわけ？」
「？普通は赤がリーダーだろ？」
「…追加戦士とかって…真ん中では？」
「ゲロ…いや、追加戦士はいいとして…。
リーダーはなんか…我輩じゃないと…いけない気が…」
自分が隊長ということから立ち位置的に
端っこは違うのではと感じ始めているケロロ。
「……？自分がリーダーに相応しいということですか？
貴方、すっごい自信家なんですね」
「いやぁ…そういう意味じゃなくて…
なんというか………ね？」
首を傾げながらも辛口に言うギララに何もツッコまず、
濁ったような返事をして、貼り付けた笑顔でケロロは言った。
「そんなことより、必殺技でござる！
皆が心を1つにすれば、記憶が戻るやも！」
「なるほど…。よし！行くぞ！」
「「「おー！必殺！」」」
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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ！いつも応援してくださり、ありがとうございます！とても励みになります！全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします！ (2022年2月1日 23時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる！？すみません！書き込んでしまって、これからも応援します！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます！応援してます！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月29日 21時
