Episode1001 ページ12
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「実はボク達もなんですぅ！」
「ありえないくらい奇跡…まさにこのことだね」
「何ぃ！？」 「ゲロぉ！？」
どうやら、タママ、クルル、ギララの3人も
2人と同じく記憶を失っているらしい。
それを聞いたケロロとギロロは驚きを隠せず、
頬には汗が伝っていた。
「だが、お宅らが現れたお陰で、
記憶を取り戻すヒントが見つかったぜェ。
俺たちは一斉に記憶を失くし…しかも互いに近場にいた。
てことはつまり…俺たちには何らかの繋がりがあるってわけだ。
それが思い出せりゃ、記憶を取り戻せるかもしれねぇな」
「だったら、とっとと思い出すであります！
我輩達の関係を！」
「そう言われても…」
「…どう思い出すんでしょうか」
クルルの言葉に焦りを持ったのか
急かすように記憶を取り戻そうとするケロロに
タママとギララはどうすれば良いのか分からず思わず唸ってしまう。
「簡単に思い出せれば苦労はせん。
だが…」
「？なんでありますか？」
「何かこう…頭に引っ掛かる言葉があるのだ…
た…た…。……っ！たいだ！」
「たい？というと…魚の鯛でありますか？」
「…さかなの…たい…」
『たい』という文字でケロロは魚でよく言う鯛なのかと思って質問し
隣のギララはそれを聞いて涎を垂らす。
「ちがーう！こっちの『隊』だ！」
「「「「隊……隊…」」」」
［おっとお！良い線いってますよ！
ほら！頑張って思い出してください！］
ケロロ小隊の文字が5人の脳裏に微かに浮かび上がり、
ナレーターも彼ら全員が記憶を思い出すのではと
興奮気味で見守っていく。
5人は胡座をかいて腕を組み、「うーん」と唸る。
「おっ！ひょっとして…！」
「「「「？」」」」
「我輩達……………人気アイドルグループ！？」
［って、なんでやねん！］
小隊ではなく、まさかのアイドルグループなのかと思い込むケロロを見て
ナレーターは思わず転げて鋭いツッコミをする。
「中年隊にホシガキ隊！後ろ髪ひっぱり隊！
皆！名前に隊が付くであります！」
「ほほう…なるほど…」
［何がなるほどですか！！］
「可能性としてはありうるな…」
［ありませんってば！］
ケロロの言葉に一同が納得している雰囲気になり、
ナレーターはどんどんギララやギロロにツッコミをしていく。
「それじゃ早速試してみるですぅ！」
［えぇーー！？］
「何か思い出せるかもしれねェな。ク〜ックックック」
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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ！いつも応援してくださり、ありがとうございます！とても励みになります！全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします！ (2022年2月1日 23時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる！？すみません！書き込んでしまって、これからも応援します！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます！応援してます！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月29日 21時
