Episode991 ページ2
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「拙者も喜んで、力をお貸しするでござるよ！
ニン！」
「ゲロリ…」
流石に本当の目的を言うことは出来ないので、
口から出たでまかせを全てドロロに話すケロロ。
そして、またもやケロロの話に騙されて、
進んで自分から協力すると告げてサムズアップをするドロロに
ケロロは作戦完了、とでも言いそうな表情でニヤリと笑った。
＿＿＿
［そんなこんなで、桃華ちゃん家が所有する西澤アイランド］
桃華の所有している島の下にはドロロ1人が
海底トンネルを作るためにクナイで一生懸命穴を掘っていた。
頭の上には真っ暗な地下でも見えやすい
ライトが装着されてあった。
「頑張るよ…ケロロくん。子供達の笑顔の為に…！」
［海底トンネル開通まで、残りあと1,140m］
＿＿
一方、ケロロ、タママ、ギララの3人は
『ケロロ丸』と書かれた漁船に乗っていた。
ケロロは船首に右足を乗せて腕を組み、
ギララはそれをただただ見詰め、
タママはリモコンで魚が沢山いる場所を探していた。
「タマぁ…！軍曹さーん！魚の群れが接近中ですぅ！」
「待ってましたであります！
ギララー！反対側網を引くであります！」
「了解です」
タママの報告により、ケロロは頭に巻いていたはちまきを締め上げ、
ギララに指示を行って前に吊るしてあった網を持ち、
ギララもケロロとは反対側の網を持って
「いっせーのーで」という合図で一緒に引っ張った。
網の中には沢山の魚がピチピチと少し暴れていた。
「大量であります！」
網に入っていた魚を船の上から木箱へ落としていき
あっという間に木箱いっぱいになって
大量な魚を釣ることが出来たのだった。
「うわぁ…！」
「………」
「おぉー！これを売り捌けば結構な儲けになるでありますな！」
沢山捕れた魚を見て感動するタママと
ただジッと見詰めて思わず涎を垂らしてしまうギララ。
そんな2人の横では釣れた魚を何円かで売って、
どれぐらいのお金になるか、ケロロは電卓で計算していた。
「えぇー！？釣った魚は水族館に入れるんじゃ無いんですかぁ？」
「なーに。水族館で売れ残りの余り物を回せば十分でありますよ！
ゲロゲロゲロリンチョ」
魚を水族館に入れるのではなく、
売ろうとしているケロロに驚愕するタママだが、
ケロロは勝ち誇った表情で言った。
そのケチ臭さに最早流石としか言いようがない。
ギララはケロロ達の会話に興味を示さず、
空に飛んでいたカモメを見ていた。
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Irobi(プロフ) - シャルルさん» いえいえ！いつも応援してくださり、ありがとうございます！とても励みになります！全然気にしないでくださいね。これからもよろしくおねがいします！ (2022年2月1日 23時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - あ、もう続編来てる！？すみません！書き込んでしまって、これからも応援します！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます！応援してます！ (2022年2月1日 23時) (レス) id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年1月29日 21時
