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■Episode1306 ページ43




【ドロロ くの一カララ シュシュッと参上! であります】

________



「さて。今日の侵略作戦だけど、なんか案とかある?」



司令室ではケロロが真ん中に立って意見を聞こうとするが、
それぞれの席に座っているドロロ以外の4人は
何も案が無いのか黙っていた。



「……そんじゃ、無いっつーことで。
今日の侵略は「隊長殿!!」


ゲロ?」



侵略作戦を終えようとした瞬間、
聞き覚えのある喋り方と声にケロロや他の隊員4名も辺りを見渡した。



「トイヤッ!」



「ドロロ!」



すると、天井からいきなりドロロが現れたのだ。

一体なんだと思い、クルル以外の4人は
席を立ってドロロの元へと走っていく。



「どうした、ドロロ。」



「…何かあったんですか?」



「ニン。実は…」



ドロロの口から出る話に全員は耳を傾けた。

____




「ゲロぉ!?カララお嬢様が攫われたぁ!?」



「左様。拙者に会いに来たところを連れ去られたようでござる。
犯人はヴァイパー。小雪殿が人相書を書いてくれたでござる」



司令室にいきなりドロロが現れたと思えば、
なんと地球に遊びに来たカララが
ヴァイパーに攫われたという話だった。

それを聞いたケロロは驚きを隠せず、
ドロロは小雪が書いてくれた人相書を見せると
真ん中にはヴァイパーが描かれていた。



「それで、奴の狙いは?」



「身代金目的に決まってるですぅ!」



「…まぁ、なんとなく金目的なのは分かってた」



「カララお嬢様の実家はケロン星有数の大企業、
ドババ・インダストリーでありますからなぁ…」



その会社の社長であるドババがカララが誘拐されたと知ったら
一体どうなってしまうのだろうか。

なんとなく察したらとんでもないことになりそうだ。



「皆も捜索に協力して欲しいでござる。
では拙者は、一足先に…。



御免」



そう言い、ドロロは先に捜索に向かおうと、
天井にある丸みを帯びた探査機を外して、
司令室から出ていったのだった。



「ヴァイパーめ…。子供を攫うとは卑劣な…」



「カララのやつ、またまたペコポンに来てたですかぁ…」



「…タママくんときて次にクルル…。
それで次はドロロ先輩に惚れたから、
多分あの子ドロロ先輩に会いに来たんじゃない?」



「相変わらずお騒がせなチビちゃんだぜェ、クックック〜」

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作者名:Irobi | 作成日時:2022年3月18日 20時

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