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Episode799 ページ10




心配するタママとギララにケロロは軽く言い、
怪しく笑ってポケットから円盤を取り出して投げ付けると、
赤いハッピを着た大きなロボットが
『モデルルーム公開中!』と書いてある青い旗を持っていた。



「今の内に大事な別荘用地の測量をしておくであります!
ゲロゲロゲロ…」



ケロロは早速防具の上からハッピを着て、
作業に取り掛かったのだった。

____



「ねぇ軍曹!あったよ!本当に宇宙人の基地が!」



「ゲロ?」 「タマ?」



トランシットから土地を見るケロロの後ろでは
タママ、クルル、ギララの3人が旗を持って見守る。
喜びながら言う冬樹に4人は視線を向け、
彼の方へと軽くジャンプしながら進んでいった。



「ゲロぉ!?」



そこには大きな円型の建物が建てられていた。



「クックック〜。驚いたなァ。
偉く旧式だが、間違いなく宇宙船だぜェ」



「なんですとぉ!?」



「ペコポンで観測したときには見当たらなかったんだがなァ」



「ゲロぉ〜!分かったであります!
きっと先回りして我輩の別荘地を乗っ取ろうとしている
不埒者であります!」



何か勘違いしたのか怒りながら勝手に行ってしまう
ケロロの背中を4人は黙ってみることしか出来なかった。



「…さっきクルルは偉く旧式って言ってたよね」



「?はい、そうですけどぉ。それがどうかしましたか?」



ギララが問い掛けるとタママは首を傾げて答える。
彼の答えにギララは黙ってジッと円型の建物を見詰めていた。



「取り敢えず、僕達も軍曹を追おう!」



「はいですぅ!」



「クック〜」



「………」



1人円型の建物へ行ってしまったケロロを心配し、
冬樹は3人に行って先に行くと
タママ、クルル、ギララもその後を追っていった。



「コラァ!この船の乗組!ちょこっと面貸せやぁ!」



一方、ケロロが怒りながら建物を蹴ったり叩いたりしていると
上からアンテナがやってきてケロロ目掛けて電流を送り、
ケロロはそれを食らってしまう。



「軍曹!」



「ゲロゲ〜ロ…」



冬樹達が遅れてケロロの元へ行くと
電流によって真っ黒に焦げたケロロは思い切り倒れてしまい
そのまま気絶してしまった。

すると建物から扉が開き、4人はそれを凝視し、
先程まで気絶していたケロロは起き上がって
建物内にいる怪しいシルエットを見詰めた。



[未知の宇宙船から出現した謎の人影。
果たして、ケロロ軍曹達の運命やいかに。

てな、露骨な引きで後半へ。つづく!!]

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Irobi(プロフ) - ゆっこさん» 初コメありがとうございます!(返信が遅れてしまって誠に申し訳ありませんでした)1から読んでくれてとても嬉しい気持ちとお疲れ様という気持ちが混ざっています。ここまで読んでくれて本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2021年12月24日 12時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - やっと追いつきました!ギララが可愛くてこの作品を見かけて直ぐに読み終えちゃいました。これからも頑張って下さい (2021年12月21日 20時) (レス) @page44 id: cd9fc5524f (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - シャルルさん» ありがとうございます!( ꈍᴗꈍ) (2021年12月13日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます! (2021年12月13日 19時) (レス) @page5 id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi | 作成日時:2021年12月10日 21時

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