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Episode802 ページ13




「はい。ですが…」



どうやら、最後の鉱石は見付かる事は出来たらしいが
かぐやはポツリポツリと真相を話していった。


___



「姫!龍の五色の玉を見付けましたピョン!
もう少しでそちらに帰還しますピョン!」



〈良かった…!それさえあれば…!〉



〈でかしたぞ202号。早く帰って来るんだピョン〉



宇宙船にはロボピョンと同じ黒いウサギのロボットが乗っており
龍の五色の玉を見付けたことを報告して
報告を待っていた2人が喜ばしい声色で言っていたその時だった。



「ギャアァァァ!」



〈っ!?どうしたのです!?〉



〈大丈夫かピョン!?〉



突然の悲鳴にかぐやとロボピョンは驚いて何があったのか聞く。
宇宙船の後ろでは大きな宇宙ナマズ…ではなく龍がやって来た。



「こいつ…玉を取り返しに来たピョン!」



龍が口から光線を出し、宇宙船はそれを素早く避ける。



「これだけは…これだけは絶対に!
絶対に持って帰るピョン!

ぐわぁ!」



大事そうに龍の五色の玉を抱えていると
唸った声と共に宇宙船が光出した。



「202号!」



「どうしたんだ!202号!」



かぐややロボピョンは202号に返答を期待するが
そのまま返答することはなくなった。

___



「通信はそこで途絶えました」



彼女の話を聞いて冬樹や他の4人も気まずそうに下を俯く。



「まもなく、この船のエネルギーは底をつきます」



「「「え?」」」



「最早私達に出来るのは、
ここで静かに滅びの時を待つことだけ…」



生きることを諦めて消滅する時を待つかぐや達に
冬樹は気の毒そうな顔をするが
なにか思い付いたのかすぐに顔を明るくした。



「それじゃあ、地球の偉い人たちに相談してみようよ」



「え?」



「だって侵略の意思がないんでしょ?
事情を話せばきっと宇宙移民として地球へ受け入れてくれるよ!」



「なんともはや大胆なことを…」



果たして地球の人達はかぐやたちを受け入れてくれるのか。
可能性としては難しいと思われ
ケロロは冬樹の言葉に肩をすくめた。



「大丈夫!だって、僕と軍曹達も友達になれたじゃないか!」



「それはそうでありますが…」



[一応まだ侵略者なんですけど…]



前向きなことを考える冬樹にケロロは唖然としており
ケロロ達は地球を侵略する意思があるのだ。

がしかしケロロは冬樹を思ってか、
そのようなことは口には出さなかった。



「ありがとう。でも無理なのです」



「なんで?」

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Irobi(プロフ) - ゆっこさん» 初コメありがとうございます!(返信が遅れてしまって誠に申し訳ありませんでした)1から読んでくれてとても嬉しい気持ちとお疲れ様という気持ちが混ざっています。ここまで読んでくれて本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2021年12月24日 12時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - やっと追いつきました!ギララが可愛くてこの作品を見かけて直ぐに読み終えちゃいました。これからも頑張って下さい (2021年12月21日 20時) (レス) @page44 id: cd9fc5524f (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - シャルルさん» ありがとうございます!( ꈍᴗꈍ) (2021年12月13日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
シャルル - 続編おめでとうございます! (2021年12月13日 19時) (レス) @page5 id: cbde2dbdab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi | 作成日時:2021年12月10日 21時

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