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Episode687 ページ48




「あら?皆どうしたの?」



リビングに入ってきたのは夏美であった。



「姉ちゃん!奥東京川のほとりに
廃墟になって残ってる学校知ってる?」



「あー!知ってる!取り壊されちゃった所でしょ?」



「「「え?」」」



夏美から聞いた衝撃の事実にリビングにいた全員は
揃って同じ言葉を呟いて夏美を見る。



「もう1年くらい前じゃない?
今じゃ空き地になってスッキリしちゃってるわよねー!」



夏美の言葉にギララとクルル以外の全員は
段々と青ざめていき、残り二人は何も反応なしである。



「じゃあ…我々がいた場所は…。
そ、それぇ!絶対に夏美殿の勘違いであります!

モア殿!監視カメラで撮影した映像を!」



「はい!」



夏美が勘違いで言っているだけだと証明したいが為に、
ケロロは指示をし、モアは監視カメラで撮った動画を
ビデオに焼いたものをプレーヤーに入れる。

夏美も含め、クルル以外の全員はテレビを凝視した。



「「「ギヤアァァァァァァァ!!!!!!!」」」



テレビを見たギララ以外の全員はほぼ同時に
近所に響き渡るほどの悲鳴をあげたのだった。



[果たして、そのビデオには一体何が映っていたのか…。
あまりこの先、とてもお見せ出来ません]


________



「あうう…見たくない…見たくないであります…。
封印…モア殿……封印でありますよ」



「は、はい…おじさま……っ」



テレビに映る恐怖しか覚えない映像を見て、
リモコンを押して強制終了をさせたケロロは
取り出したビデオテープをガムテープでぐるぐる巻きにし、
モアも震えた声で了承してケロロを手伝っていた。



「…凄かった………と思う。
特に隊長が「言うなぁーー!!!」」



ビデオ映像を見ても終始真顔だったギララは
冷淡と感想を言おうとすると
ケロロが泣き叫んで止めていた。



「……すっごく怖かったのに何も動じない
ギララ先輩…なんかある意味凄いですぅ…」



「…皆が怖かったなら、怖いんじゃないかな」



[話が全く噛み合ってません]



一体、ケロロ達が見てビデオ映像には
何が映っていたのだろうか。
それは誰も知らないお話であった。

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Irobi(プロフ) - 木綿のおとうふさん» ありがとうございます!これからも頑張りますね! (2021年11月6日 9時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» ありがとうございます! (2021年11月6日 9時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
木綿のおとうふ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください!! (2021年11月6日 8時) (レス) id: 8b26f2b109 (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年11月6日 8時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi | 作成日時:2021年11月6日 2時

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