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Episode686 ページ47




「オバケを見世物にするなんて…良くないですよ?」



「ごめんなさいでありまーす!
はう…はうう…!」



心霊スポットを利用してミステリーツアーを作ろうとした
ケロロにそれを聞いた幽霊は叱ると
ケロロは懲りたのか土下座をして何度も謝っていた。

結局、どの作戦も失敗だったみたいだ。



「けど残念だなぁ。
折角本物のオカルト現象に巡り会えると思ったのに…」



「私も残念です…」



オカルト研究部として廃校された学校に訪れた冬樹と桃華。
桃華はそれを利用して冬樹とイチャイチャしたかったのだが
見事に上手くいかずに落ちこんでいた。



「でもモアちゃんが一番幽霊らしかったよね!
出番が遅かったせいで怖くは無かったけど…」



「流石はモア殿!」



「一番怖かったのはギララかなぁ!
あの放送は本当にビックリしたし」



「あれには我輩も驚いたであります。
珍しくナイスでありますよ」



七不思議の7つ目をモアが担当していたのだが、
帰る途中で冬樹は誰もいない教室に
1人いるモアを見掛けたらしい。

ギララが行った校内放送のことも言う冬樹に
ケロロはモアとギララどちらともべた褒めをしていた。

しかし、2人の言葉でリビングが凍り付いたのだった。



「え?私…ずっとモニターを見てましたけど…」



「「え?」」



______



「ク〜ックックック。
これでミステリーランドもおじゃんだな」



「てゆーか、諸行無常?」



ケロロが桃華によって倒されてしまい、
七不思議5つ目が失敗した時点で
モニターを見ていたクルルとモアは諦めていた。

______



その話を聞いた冬樹は段々と顔が青ざめていく。



「…ボクもマイクのバッテリー切れてたから
校内放送はしてないはずだけど…」



「「え」」



次にギララからの衝撃な言葉を聞いて
冬樹とケロロの声が震えていた。


______



「『お前たちーそこで何をー』…あれ」



[バッテリー切れ]



マイクの電源を押して台本を棒読みで読みながら
モニターを見るが冬樹と桃華は走って
理科室方面へ向かうだけであった。

違和感に気付いたギララは話すのをやめて
マイクの電源を確認すると赤いランプが付いてない。
何度も押しても付かないのでバッテリーが切れたみたいだった。

______



ギララの話まで聞いて青ざめていた冬樹は体を震わせる。



「どうしたんですか?冬樹くん?」



リビングの扉が開き、冬樹は「うわぁ!?」と
声を荒らげて扉を見た。

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Irobi(プロフ) - 木綿のおとうふさん» ありがとうございます!これからも頑張りますね! (2021年11月6日 9時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» ありがとうございます! (2021年11月6日 9時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
木綿のおとうふ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください!! (2021年11月6日 8時) (レス) id: 8b26f2b109 (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年11月6日 8時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi | 作成日時:2021年11月6日 2時

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