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Episode681 ページ42




「…珍しい」



どうせ夏美のことだから断るだろうと思っていたタママだったが
声を弾ませながらご馳走を作ろうと台所へ足を運ぶ
夏美に冬樹も手伝おうと家の中へ入っていく。

それを見て驚きを隠せないタママにギララも小さく呟いた。



「タマ兄、ペコポン人なんてチョロいもんやな〜!
ちょっと命令しただけで何でも言うこと聞きよる!」



「ま、まあな!


(ナッチーとフッキーが簡単に…)

やっぱ侮れない奴ですぅ…」



前にある笹に興味があったのか
カララは走り出して飾ってある短冊に触れて遊んでいた。
簡単に夏美と冬樹に言う事を聞かせたカララに
タママは歯を食いしばって見ていた。



「…タママくん、ケロロ小隊加入って本当?」



「あ、はい。カララ三等兵ですぅ。

実はさっきまで地下基地を案内してて、
ナッチーとフッキーに紹介しようとしたら、
偶然ギララ先輩もいたのでついでですぅ」



「カララ三等兵…」



カララを指差しながら話し掛けてくるギララに
タママは睨むのをやめて簡単に紹介していく。
ギララは短冊で遊ぶカララを見詰めて名前を呟いた。

______




[その頃、ケロロ軍曹達は…]



「ゲロぉ!?ドドメ将軍との最終決戦がぁ!
まだ1回しか見てなかったのにぃ…!」



「俺の相棒がこんな姿に…」



「クックック〜。新兵器ギンギンドロドロ銃の
開発データがおじゃんだったぜェ…」



ケロロが録画して取っておいたカセットテープや
ギロロが愛用している銃が分解、
クルルの発明品についてのパソコンにあったデータが消え、
恐らくタママがカララに地下基地を案内している時に
カララが勝手に触ったのだろう。

ケロロは泣き、ギロロは怒鳴り散らし、
クルルは表情は変わらないが血筋が立って
かなり怒っている様子だった。



「おい!一体その新人とやらの教育はどうなってるー!」



「かる〜いお仕置きが必要だな」



「我輩も!それどころじゃないであります!
クルル曹長!任せたであります!」



カララについての情報はギロロとクルルにも届いたらしいが
彼女の仕打ちにギロロは怒り、クルルも仕置きをしようとする。

ケロロは泣きながらテープを戻し、
クルルに仕置きをするように頼んでいた。



「良いのかいィ?」



「もう良いから好きにして!」



「たっぷりお灸をすえてやれ!」



「本当に良いんだな?ク〜ックックック」



ケロロ、ギロロからの賛成意見もあることで
クルル自身もやる気満々であった。

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Irobi(プロフ) - 木綿のおとうふさん» ありがとうございます!これからも頑張りますね! (2021年11月6日 9時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» ありがとうございます! (2021年11月6日 9時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
木綿のおとうふ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください!! (2021年11月6日 8時) (レス) id: 8b26f2b109 (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年11月6日 8時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi | 作成日時:2021年11月6日 2時

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