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Episode679 ページ40




「んじゃ、軍曹は何も知らなかったんだ」



「てゆーか、無罪放免?」



「やっぱり!ボクはずっと軍曹さんを信じてたですぅ!」



「………???」



真犯人が発覚して、ケロロが無罪になり、
先程までオラつきながらケロロを疑ったり、
問答無用でタママインパクトをしたタママの
掌返しにギララは疑問符を浮かべていた。



「でも、どうやって軍曹の体の中に?」



「なはは、チョロかったっすよ〜!
カパーっと大口開いてお昼寝してる最中に
お邪魔したっす!楽勝っすよ〜!

いや〜!軍曹さんほど乗り移りやすい人初めてだったっす!」



「軍曹…」



「貴様…自分が操り人形になっているとも知らず、
犯人を捕まえようとしていたのか…」



「ゲロ…そのようで…」



ケロロの危機感のなさに冬樹は肩を落とし、
ギロロとタママも呆れており、ギララだけは
真顔でずっと何処か遠くを見ていた。

自分の間抜けさを痛感したケロロも自分に呆れていた。



「これ303号が食べた分の請求書ポヨ!」



「エ!?なんで我輩に!?」



「宇宙法では303号に乗り移られた宇宙人が
全額支払うことになってるポヨ!」



「ケロぉ…マジ?」



「…普通に理不尽」



ポヨンから渡されたとんでもない額の請求書に
ギララ以外のケロロ小隊5名と冬樹は肩を落とし、
モアは呆気にとられ、ギララは真顔で呟いた。



[皆さんも、カパーっと大口開けて寝ていたことはありませんか?
もしかしたら、悪ーい宇宙人に取り憑かれているかもしれませんよ]



「ポヨ!」



見事、ポヨンは網で捕まえた303号を持って、
宇宙へと行ってしまったのだった。

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Irobi(プロフ) - 木綿のおとうふさん» ありがとうございます!これからも頑張りますね! (2021年11月6日 9時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» ありがとうございます! (2021年11月6日 9時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
木綿のおとうふ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください!! (2021年11月6日 8時) (レス) id: 8b26f2b109 (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年11月6日 8時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi | 作成日時:2021年11月6日 2時

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