Episode496 ページ7
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「姉ちゃん!」
「夏美ちゃん」
「といやっ!ドロロ参上。……っ!」
無事に日向家に着いた冬樹とギララは
夏美の部屋へ行って彼女の名前を呼ぶ
ドロロも空から降ってきた謎の物体を
追っていたのか夏美の部屋へほぼ同時に着いた
「よぉ、ドロロ、ギララ」
「クック〜」
「こ、この有り様は…」
「……どういう事?」
夏美の部屋では何故かアフロ姿であるケロロとクルル、
何故か真っ黒に焦げて床に寝転がるギロロ。
そして、アフロ姿でピンク色のシャツを着て、
彼女を襲おうとしているように見える男性と
涙目になりながら助けを呼んでいる夏美が目に入った。
3人は後から来たので一体何が起きているのか
全然分からなかったが、恐らく謎の物体の正体は
このアフロ姿の男であった。
空から降ってきたということは宇宙人の可能性が高い。
「…この人…」
「そう!宇宙で一番熱いタレントである!
ダソヌ☆マソさんなのだよ!」
「……あーえー。はい」
[知らない様子です]
どうやら、宇宙人だったようだ。
ギララが指を差しながらケロロに誰なのか質問し
ケロロは盛り上がった様子でダソヌ☆マソを紹介する。
しかし、ギララは一瞬無言になったが
口を開くと濁ったような返事をしていた。
「…ドロロ先輩、どうしますか
……ボク、今手榴弾しか持ってないです」
「……ギララ殿、ここは拙者に…」
「貴様らもアフロに」
手榴弾を持って戦闘しようとするギララに
ドロロが手を彼の前に置いてそれを止める。
小声で会話している二人を気にそうとせず
ダソヌ☆マソはアフロにさせようとすると
ドロロは持っていた瓢箪を開けた。
「なぁれぇ!」
「御免被る!そいやっ!
ドロロ忍法、『瓢箪封じ』!」
ダソヌ☆マソから放たれた光線を瓢箪で吸い込み
全ての光線を吸った後、ドロロは蓋をする。
「な、なんと…そりゃないぜベイベー…
ぶっちゃ毛!波回路悪くなってきたかなぁ…
ハハッ!楽しいひと時をありがとう!
って、ぶっちゃ毛。楽しかったのは僕だけで
君たちは迷惑だったろうけどね」
「……迷惑だったなら帰れば良かったんじゃない?」
「…ギララ、今それ言うのはやめようよ……」
無意識なのかは不明だが、かなり辛辣な言葉を放つ
ギララに冬樹は苦笑いしながら何処か呆れた様子で返していた。
「アディオース!!」
ダソヌ☆マソはそう言い残すと突然光り出し
一同は眩しくなり目を瞑る。
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Irobi(プロフ) - ひよこ丸さん» 初コメントありがとうございます!最初から閲覧とても嬉しいです。ほぼ強制?だとしても共犯は共犯ですからね(笑)きちんとお仕置きは受けてもらっています(笑)そうですね。2ndシーズンは週に3話放送されるので嬉しいですが、更新頑張ろうと思っています! (2021年10月2日 21時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ丸 - 初コメです!最初からここまで読めてやっとコメントが出来ます!wとても面白くて読みやすく、私が特にお気に入りなのはギララくんもちゃんと一緒に夏美のお仕置きを受けるところや他の人達との絡みが大好きです!2ndシーズンに入ったら大変そうですが頑張ってください! (2021年10月2日 16時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» ありがとうございます! (2021年9月25日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年9月25日 17時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Irobi | 作成日時:2021年9月25日 15時