■Episode511 ページ22
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【クルル 宇宙でうまくやる方法 であります】
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［その日、日向家に信じられないことが起こった］
「うわぁ！大変！洗濯物！洗濯物！」
午後からいきなりの大雨に降られ
夏美はカバンを傘代わりにしながら
急いで日向家に帰ってくる。
玄関に入って夏美は2度瞬きをして
信じられないある光景が目に入った。
「クックック」
「クルル…それ…」
「あー、これか？取り込んどいてやったぜ
見て見ぬフリもどうかと思ってよォ。
ク〜ックックックック」
クルルとは思えない行動に夏美は汗を垂らし
一体何が起こっているのか分からずに混乱して
言葉も失っていた。
「ま、ほんの気まぐれってやつよ。
ク〜ックックックックックック」
「な、何で！？クルルがぁ…！？」
ケロロやギロロならまだ分かるかもしれない。
しかし、洗濯物を取り込んだのがクルルだという事実に
夏美は衝撃を受けていた。
＿＿＿＿
そして、大雨から晴れて青空が見え、
陽射しも差し込んでいた。
「うーん…どこ行っちゃったんだろう…。
ロズウェル事件の超真相……捨てちゃったのかなぁ…」
自分の部屋の棚を見てお目当ての本を探すが、
見付からずに困っている冬樹。
床には沢山の本が散らばっていた。
「ひょっとして、この本をお探しかい？」
「そう！それそれ！」
クルルがドアにもたれ掛かって冬樹が探していた本を見せ、
ようやく見付けられたことを喜んで、
冬樹はクルルの元へと四つん這いで行く。
「夏美が捨てようとしてんのをたまたま見掛けたんでねェ。
拾っておいたのさ」
「ありがとう！
……あっ、でも…やっぱりそのぉ…タダって訳じゃないよね…？」
クルルのことだからきっとお金を請求したりだとか
何かの実験台にされるなどと想像した冬樹は、
少し気まずそうな言い方をする。
「別に？」
「え？」
「ちょっとした気まぐれさ。ク〜ックックックック」
夏美の時と同じように『気まぐれ』と済ませて
さっさと冬樹の部屋に退散するクルル。
その姿を冬樹は黙って見届ける。が。
「な、何でクルルがぁ〜！？」
何時ものクルルではないことに
冬樹も夏美と同じ反応をしていたのだった。
＿＿＿＿＿＿＿＿
「だぁ〜！予算もない！アイデアもない！兵力もない！
これで侵略？笑わせるにも程があるわぁ！！」
「逆ギレしてどうする！ないは貴様のやる気だろう！
ガンプラばっかり作ってんじゃねぇ！！」
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Irobi(プロフ) - ひよこ丸さん» 初コメントありがとうございます！最初から閲覧とても嬉しいです。ほぼ強制？だとしても共犯は共犯ですからね(笑)きちんとお仕置きは受けてもらっています(笑)そうですね。2ndシーズンは週に3話放送されるので嬉しいですが、更新頑張ろうと思っています！ (2021年10月2日 21時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ丸 - 初コメです！最初からここまで読めてやっとコメントが出来ます！wとても面白くて読みやすく、私が特にお気に入りなのはギララくんもちゃんと一緒に夏美のお仕置きを受けるところや他の人達との絡みが大好きです！2ndシーズンに入ったら大変そうですが頑張ってください！ (2021年10月2日 16時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» ありがとうございます！ (2021年9月25日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！ (2021年9月25日 17時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2021年9月25日 15時
