■Episode366 ページ24
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【ギロロVS夏美 めぐりあい…も であります】
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[さてさて、すももちゃんの騒動は去ったものの…。
夏美ちゃんの首には…]
夏美の首にはまだ赤色のチョーカーが付いていた。
「外れないの?」
「ロックを外すパスワードが分からないって言うのよ?」
朝ごはんを食べ終えて、まだ時間もあるのか、
コーヒーを飲んでいる夏美と冬樹。
チョーカーを外したくてもパスワードが無いと
外せない機能らしく、しかもパスワードを
忘れてしまっては二度と外せることが不可能である。
「まあまあ中々似合ってるでありますよ。
その変身チョーカー」
「学校行くんだから取ってよ!」
ケロロが夏美を宥めようとし、
夏美は少し乱暴にカップをテーブルに置き、
チョーカーを外して欲しいとケロロに言う。
「パスワードは本部の重要機密でありますからなぁ〜。
色々手続きが面倒なのよねぇ〜」
「何を企んでるのよ…」
「何も企んでなどいませんが?」
「思いっきり企んでる顔して…!!」
怪しい笑みを浮かべるケロロに、
夏美は立ち上がりながら怒鳴る。
すると、夏美が付けていたチョーカーが光出し
腕や、身体にパワードスーツが装着される。
[感情が高まると、
夏美はパワード夏美へと変身するのだ]
「いやぁ〜っ!」
「ゲロォ〜!!」
「こんのォ〜〜っ!!」
望んでもいない変身に夏美は悲鳴を上げ
ケロロをこれでもかというくらい
怒りをぶつけて伸ばしていた。
「姉ちゃん落ち着いて…!」
「ゲロヨォン…」
冬樹がケロロを引っ張る夏美を必死に止めると
夏美も手を離してくれて、床に落ちたケロロは
ゴムのように伸び縮みをしていた。
[パワード夏美は心を落ち着かせる事によって
元に戻るのだ!]
「平常心平常心………ふぅ」
一先ず心を落ち着かせようと深呼吸をすると
パワードスーツが解除される。
使うのは今回でたったの二回だけだというのに
見事に使いこなせてる夏美。
[でも!]
「え」
「『戦闘』!」
「げっ」
ケロロが怪しい笑みを浮かべて夏美に向けて
【戦闘】という言葉を言うと
もう一度パワードスーツを着用されてしまう。
「とか『攻撃』!」
「えぇっ!?」
ケロロが夏美に向けてそう言うと、
夏美の周りからは沢山の武器が出てくる。
「とか音声コマンドにも反応するので……。
気を付けるであります…」
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Irobi(プロフ) - こっこさん» ありがとうございます!小隊には珍しい無表情キャラとして、少し可愛さも入れつつも執筆しているので、そう言ってもらえると凄く嬉しいです!これからもどんどん愛が増えていってほしいですね。笑 続編もよろしくおねがいします! (2021年9月3日 16時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
こっこ - Irobiさん» もう続編にいきますね!おめでとうございます! 最近、ストーリーが進むにつれ、ギララ君の可愛さとギララ君への愛が増していてつらいです……!(笑) これからもよろしくお願いします! (2021年9月3日 10時) (レス) id: 830d32bb52 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - こっこさん» ありがとうございます!(^^) (2021年8月25日 0時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
こっこ - 続編おめでとうございます!(^-^)/更新お疲れ様です!! (2021年8月24日 19時) (レス) id: 830d32bb52 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» いつもコメントありがとうございます! (2021年8月24日 18時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Irobi x他1人 | 作成日時:2021年8月24日 8時