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Episode336 ページ43




「突然の吹雪、やむなく2人は近くの山小屋に避難する!」



________



「寒いわ…冬樹くん…」



「大丈夫、僕が温めてあげるよ」



山小屋で顔を赤くしながら顔を歪ませる桃華に、
冬樹は桃華の手を取ってキザな台詞を吐く。

その姿に桃華の表情は蕩けていた。

________



「これで2人の仲は一挙に進展!
よーし!完璧なシナリオ……ぎゃぁぁぁ!!」



「西澤さん!」



誤ってバランスを崩してしまい、
裏桃華は吹雪に巻き込まれてしまう。

そんな裏桃華を見た冬樹は名前を呼びながら
飛ばされそうになる裏桃華を追い掛ける。



「どうなってるのよー!」



「何処かに避難しないと危険ですよ…!」



「そうね…」



スキーを満喫していた夏美と小雪。

しかし、こまわりと降雪装置のおかげで
こちらも急な吹雪に混乱していたようだった。

何処かに避難出来る場所を探して見ると、
急に地面から小さな山小屋が出て来た。



「く、くるくん…ちょっと…ちょっと強すぎ…」



「こんな筈は無いんだが…」



「すぐにスイッチを切れ!」



クルルでさえも、このような事態になるとは
思っても見なかったのか、体操座りをして寒さに

凍えながら言うと、ギロロは怒りながら
スイッチを切るように指を差して指示を出す。

タママは木にぶつかっており、
ドロロは雪の中で吹雪を耐えている。

ケロロは雪の中で埋まって気絶しており、
ギララはケロロと同じように埋まって前に倒れ、
紐が繋がっているミカンを守っていた。



「クックックッ〜。それなんだが…。
わりィ、風に飛ばされちまって…」



「何ぃ!?」



スイッチも無くしてしまい、どうやらこまわりを
停止するのは不可能になってしまった。



「西澤さーん!」



別のところでは桃華が雪に積もられて
気絶をしているのか倒れてしまっていた。

冬樹は桃華の名前を呼びながら吹雪がありながらも、
桃華を助けようとゆっくりと歩く。

すると、夏美達の時と同じように
地面からいきなり山小屋が現れた。



「あっ!あれは…!」



____



「とにかく!一旦引き返すであります!」



ケロロの指示に従ってホテルに戻ろうとするケロロ小隊。



[ケロロ軍曹にも弱点があった。

ケロン星から来た彼は普通の人間以上に
寒さに弱かったのだ]



「(基地に戻れば…温かいコーヒーと…
スチームが待っているであります!)」

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Irobi(プロフ) - こっこさん» 初コメとご閲覧ありがとうございます!恥ずかしながら自分の執筆にあまり自信の方は無かったのですが、そう言って頂いて光栄に思っています。応援コメントもありがとうございます!これからもご閲覧して頂くと嬉しいです!改めて、ありがとうございます! (2021年8月21日 2時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
こっこ - 初コメ失礼します!作品がとても面白くて読みやすいです!ギララ君のキャラがかわいくて、他のメンバー達との絡みがすごく好きです。更新楽しみにしてます。頑張ってください!(^-^)/ (2021年8月20日 23時) (レス) id: 830d32bb52 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» いつもお祝いコメントありがとうございます!!とても嬉しいです! (2021年8月10日 12時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年8月10日 11時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi | 作成日時:2021年8月10日 3時

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