Episode334 ページ41
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ギロロがバッターのように二人を打ち、
二人は悲鳴をあげながら遠くにふっ飛ばされる。
そんなギロロを見てナレーターは褒めていた。
「……？ギララ殿は何を？」
ホテルの前では雪山へ行ってしまった3人以外の
ケロロ小隊のメンバーである
クルル、ドロロ、ギララの3人だけが残っていた。
地面の雪の上にある紐をしゃがんで見詰める
ギララを見てドロロは疑問に思ったのだろう。
「………凍らせてます。さっき貰った」
「いつの間に…」
ギララが紐を引っ張って地面の雪から
顔を出したのはミカンであった。
しかも、紐を使って4つに繋がれてある。
誰かに貰ったのかはギララしか分からないが、
彼がしゃがんで雪を見ていた謎は解けた。
「クックックッ〜。
ほんとに食うことしか頭に入ってないのかよ」
［正解］
不気味に笑いつつも嫌味を言うクルル。
そんなクルルにナレーターはツッコむかと思いきや、
クルルの言葉を肯定していた。
＿＿＿＿＿＿＿＿
「─という訳で。
我が小隊はこれより雪中行軍訓練を行う。
目的地は山のてっぺん！」
［この辺］
ようやく本格的に訓練が開始される。
タママは菅笠のような物を被っており、
残りの5人は軍人らしい服装に着替えてある。
どうやら雪山の頂上まで行くみたいだが、
雪山は危険なことが多いので果たして大丈夫だろうか。
「途中細やかなトラップも用意しておいた。
くれぐれも油断せぬように。
しゅっぱーつ！」
「「「おー！」」」
［ケロロ小隊行動開始］
ケロロが指示を行って指を差すと、
残りの5人は意気込んで同時に走り出した。
遂に訓練が始まろうとしていた。
「ケロッケロケロ！いざすすっめ〜！」
［なーんか緊張感がありませんねぇ…］
訓練だというのに呑気に歌を歌いながら
盛り上がっているケロロとタママ。
後ろには他の4人が静かに歩いていった。
＿＿＿＿
「姉ちゃん達、何処まで行ったんだろう…？」
「冬樹くんと…！一緒！一緒！
チャァンス…！」
リフトに乗りながら夏美と小雪の姿を探す冬樹。
しかし、桃華はそれよりも冬樹と一緒に
リフトに乗ることが出来て嬉しく思っていた。
裏桃華へ人格が変わって企んでいる顔で
ポールと連絡を取り合った。
「ポール、頼んだぜ？」
〈はい、お嬢様〉
連絡が取り終わったポールがいるのは
恐らく地下であろう。
そこでは機器を弄っている自衛隊に
ポールが指示していたようだった。
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Irobi(プロフ) - こっこさん» 初コメとご閲覧ありがとうございます！恥ずかしながら自分の執筆にあまり自信の方は無かったのですが、そう言って頂いて光栄に思っています。応援コメントもありがとうございます！これからもご閲覧して頂くと嬉しいです！改めて、ありがとうございます！ (2021年8月21日 2時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
こっこ - 初コメ失礼します！作品がとても面白くて読みやすいです！ギララ君のキャラがかわいくて、他のメンバー達との絡みがすごく好きです。更新楽しみにしてます。頑張ってください！(^-^)/ (2021年8月20日 23時) (レス) id: 830d32bb52 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» いつもお祝いコメントありがとうございます！！とても嬉しいです！ (2021年8月10日 12時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！ (2021年8月10日 11時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2021年8月10日 3時
