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Episode297 ページ4




監督の言葉に気付かされたケロロは
自分の言葉で5人に伝える。

すると、タママは笑顔でケロロを見詰めて、
ギロロはケロロに感心しながら見ていた。



「こんなところでグズグズしてる暇はないんであります!
すぐに基地に戻って…作戦再開であります!」



「「「おー!」」」



こうして、もう一度自分たちの手で
何としてでもアニメを作り上げようと、
6人は急いで基地に戻ったのだった。

____


ケロロはいきなり団子を食べながらも、
パソコンを使って脚本を執筆していく。

タママは先程見たことを生かして、
ストップウォッチを使って絵コンテを書く。

ギロロはデッサン人形を持ちながら
一生懸命作画を描いていく。


ギララもいきなり団子を咥えながら
トレス台を使ってギロロが描いた作画を写して、
微妙に線をずらして動かすようにしていく。

ドロロはギロロとギララが描いた絵に、
仕上げとしてパソコンを使っていく。



モアもヘッドホンをして音響を確認。




「『我輩の名はケロロ軍曹。
よろしくでありま』んちょ…」



「おじさまNGでーす。てゆーか、滑舌不良?」



「ゲロォ…」



声も自分たちでやり、台本通りに読むケロロだが、
声の小ささと滑舌によってNGを出される。

そんな困難もありながらも、
ケロロ小隊はアニメを作っていったのだった。

________



[そして遂に…。アニメは完成したのです]



『「ケロロぐんそう」初号試写』という張り紙をして、
ケロロ小隊6人は映画でよくみる席に座って、
自分達で作り上げたアニメを見ようとしていた。


カウントダウンが終わり、オープニングが流れる。



「あっ!始まりましたよ!」



タママは興奮して、ギロロは汗をかきつつも、
腕を組みながらスクリーンを見る。



〈我輩、ケロロ軍曹であります!〉



「おぉっ!俺の描いた絵だ!」



〈ケロリ〜ン♪ケロリ〜ン♪〉



スクリーンにはギロロとギララが描いた絵が、
真ん中に映し出され、ギロロも興奮した様子で、
スクリーンを見る。



「踊っているであります!
動画も良い味が出せているでありますなぁ!」



「…はあ」



ケロロが楽しそうに踊っている所を見て、
ケロロは嬉しそうに言ってギララの肩を叩く。

ギララはポップコーンを食べながら見て、
ケロロから褒められるが特にこれといった
リアクションは無かった。



〈ケロリ〜ン♪〉



〈タママインパクトー!〉

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Irobi(プロフ) - こっこさん» 初コメとご閲覧ありがとうございます!恥ずかしながら自分の執筆にあまり自信の方は無かったのですが、そう言って頂いて光栄に思っています。応援コメントもありがとうございます!これからもご閲覧して頂くと嬉しいです!改めて、ありがとうございます! (2021年8月21日 2時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
こっこ - 初コメ失礼します!作品がとても面白くて読みやすいです!ギララ君のキャラがかわいくて、他のメンバー達との絡みがすごく好きです。更新楽しみにしてます。頑張ってください!(^-^)/ (2021年8月20日 23時) (レス) id: 830d32bb52 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» いつもお祝いコメントありがとうございます!!とても嬉しいです! (2021年8月10日 12時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年8月10日 11時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Irobi | 作成日時:2021年8月10日 3時

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