■Episode322 ページ29
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【ケロロ 死闘!軍曹VS冬将軍 であります】
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[その日、ケロロ小隊に待望のボーナスが支給された]
「いやっふぅ!遂に出たであります!」
「あれっ!?あれあれぇっ!?」
ケロン軍本部からボーナスを貰ったケロロ小隊は、
各それぞれに封筒が渡される。
しかし、ボーナスを貰ったのは5人であり、
ドロロはまだ自分の所に封筒が来ず、
ボーナスを貰って嬉しそうにしている者達を
困惑しながら見ていたのだった。
「予想はしていたが…少ないな…」
「クックック〜。
「…現実はこんなもの」
ケロロ小隊が地球にやって来たというものの、
夏美に侵略を止めさせようとされたり、
冬樹にはケロボールを預からされているので、
中々地球侵略が出来なかったのだった。
作戦を練って実行しても結果は失敗。
そんな日々が続いていた。
「ね、ねぇねぇ!?僕のボーナスは!?
ねぇ!僕の!僕の!僕のボーナスは!?」
「軍曹さぁん!ボーナスで何買いますぅ?」
自分だけボーナスが貰えずに、
ケロロや他の人達にも訴え掛けるドロロ。
しかし、そんなドロロを彼らは見向きもしなかった。
タママは手を挙げてケロロに貰ったボーナスで
何を買うのか質問をしていた。
「チッチッチ。前々から冬樹殿と一緒に
買いに行く約束をしていたものであります。
そう!勿論ガンプラ!それも!
『MG1/100 Gブル』!!
いざ!プラモ屋へぇ!!」
欲しいと思っていたガンプラを冬樹と買いに行くために
ケロロはスキップをしながら
地下秘密基地を出て行ってしまった。
「ねぇねぇ?!僕のボーナスはぁ!?!?」
ドロロが必死にケロロに言うが、
彼の耳には届いてすらいなかった。
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「ふ〜ゆき〜どの〜♪約束であります!
プラモ屋に行くであります!」
「また今度ね〜」
地下から出てきて和室へ行くケロロは、
楽しそうにスキップをしながら、
ドアを開けて元気よく冬樹に言う。
しかし、冬樹からは断られてしまう。
冬樹は約束を後回しにしてしまうような
人物だったのだろうか。
「了解であります!
まった今度ね〜♪まった今度ねゲロッ」
簡単に了承を得たケロロであったが、
冬樹に対して違和感を感じて、
もう一度和室へと戻っていく。
すると、ケロロは「ふぁああっ!?」と
甲高い悲鳴をあげてある光景を目撃した。
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Irobi(プロフ) - こっこさん» 初コメとご閲覧ありがとうございます!恥ずかしながら自分の執筆にあまり自信の方は無かったのですが、そう言って頂いて光栄に思っています。応援コメントもありがとうございます!これからもご閲覧して頂くと嬉しいです!改めて、ありがとうございます! (2021年8月21日 2時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
こっこ - 初コメ失礼します!作品がとても面白くて読みやすいです!ギララ君のキャラがかわいくて、他のメンバー達との絡みがすごく好きです。更新楽しみにしてます。頑張ってください!(^-^)/ (2021年8月20日 23時) (レス) id: 830d32bb52 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» いつもお祝いコメントありがとうございます!!とても嬉しいです! (2021年8月10日 12時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年8月10日 11時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Irobi | 作成日時:2021年8月10日 3時