Episode315 ページ22
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「こら冬樹ー！置きなさいよー！…………？」
夏美は冬樹の部屋に来てドア越しに
冬樹を起こそうとするが冬樹からの返事は来ず、
ドアには『姉ちゃんへ』と手紙が貼られてあった。
「『姉ちゃんごめん。
今日は朝練があるので先に行きます 冬樹』
………朝練？」
冬樹が所属している部活はオカルトクラブ。
朝練というのがあるのだろうか。
「それなら朝ご飯用意させないでよ…！
ったく…皆勝手なんだから！」
文句を言いながら学校に行くのが早い、
ということで夏美は家を出て行ってしまった。
学校に向かう夏美の姿をモニターが映っていた。
「ゲロゲロゲロ…。
じわじわとボディーブローのように
効いてきた頃でありましょう。
いよいよ準備は最終段階に入る！
各セクション！抜かりはないか！
まずは会場設営！」
「後少しで完成ですぅ！」
「クックック」
「がんばる」
パーティー会場の準備を任された
タママ、クルル、ギララの3人。
どうやら、もう少しで完成の様子であり、
タママは元気よくケロロに報告して、
クルルは不気味に笑い、ギララは意気込んでいた。
「夏美殿の警護及び行動の監視！」
「おまかせあれ！」
「心得た」
夏美の監視を任された小雪とドロロ。
ケロロからの指示に小雪は嬉しそうに言い、
ドロロも素直に指示を聞いた。
「バースデーケーキ！」
「フランスから昼過ぎに到着予定です！」
バースデーケーキを任された桃華。
これといったトラブルもなく、
桃華は無事に到着することを伝える。
後ろではそんな桃華を冬樹は唖然して見ていた。
「オリジナルのバースデーソング！」
「もう出来てるよ。後で皆で練習しよう」
バースデーソング担当のサブローは、
楽譜を見せて既に完成のようだった。
この数日で楽譜が完成するとは、
やはり凄いとしか言いようがなかった。
「ゲッゲロリ…。もう完璧…。
さあ皆！決戦は帰宅時刻だ！栄光の勝利へ向け！
各自行動開始ぃ！」
「「おー！」」
「え…いつの間にこんな大事に…」
夏美のサプライズバースデーに向けて、
いよいよ終盤へと取り掛かるケロロ達。
冬樹は一同を見て驚いて目を開いていた。
＿＿＿＿
「タママが♪」
「隊長〜」
「ジャンジャンジャカジャカ」
歌を歌いながら荷物を運ぶタママとクルル。
段ボールを運びながら、
セルフで音響をしてリズムを取るギララ。
「タママ…」
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Irobi(プロフ) - こっこさん» 初コメとご閲覧ありがとうございます！恥ずかしながら自分の執筆にあまり自信の方は無かったのですが、そう言って頂いて光栄に思っています。応援コメントもありがとうございます！これからもご閲覧して頂くと嬉しいです！改めて、ありがとうございます！ (2021年8月21日 2時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
こっこ - 初コメ失礼します！作品がとても面白くて読みやすいです！ギララ君のキャラがかわいくて、他のメンバー達との絡みがすごく好きです。更新楽しみにしてます。頑張ってください！(^-^)/ (2021年8月20日 23時) (レス) id: 830d32bb52 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» いつもお祝いコメントありがとうございます！！とても嬉しいです！ (2021年8月10日 12時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！ (2021年8月10日 11時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2021年8月10日 3時
