Episode306 ページ13
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泣いている桃華を見て悪いことをしてしまった、
と思ったのか小雪はドロロと目を合わせて
どうすれば良いか分からないていた。
すると、日向家の前でバイクのブレーキ音が響く。
「あっ」
「あら、皆揃って何の騒ぎ？」
「「ママっ！」」
仕事終わりなのか、家に帰ってきて
ヘルメットを外して何が起きたのか聞く秋。
仕事帰りの秋を見た冬樹と夏美は声を揃えて言った。
＿＿＿＿＿＿＿＿
そして、あの事件から数日が経った。
『桃乃湯温泉宿』という旅館が映り、
紅葉に囲まれた露天風呂があった。
［女湯！］
「チケット足りない分は追加予約したの！」
「流石ママ！粋な計らいねー！」
福引で貰った温泉チケットと追加で
桃華や小雪などの分を買った秋。
お金は掛かっているが、
これはこれで良い解決方法だろう。
「夏美さんと一緒に温泉…夢みたい…！」
「小雪ちゃんくすぐったいよぉ…！」
夏美と一緒に温泉に入れたことに感激して、
手ぬぐいで夏美を洗おうとする小雪。
夏美はくすぐったそうに小雪に言った。
「(この衝立の向こうには冬樹くんが…！)」
冬樹と共に温泉に入れた事を嬉しく思った
桃華は思わず笑みを零してしまう。
［男湯…］
「わははー！わーい！わーい！」
温泉でははしゃぎながら泳いでいるタママや、
逆上せそうになっているギロロや
不気味に笑いながら温泉に入るクルル。
ドロロは水遁の術を使って温泉に浸かり、
ギララは持参したのか不明だが黄色いアヒルを浮かべて、
湯に浸かりながら、まったりとしていた。
ポールは温泉に入っておらず、背中を洗っていた。
「ふあぁっ！生き返るでありまーす！」
「よく考えたらさ、あんなに苦労しなくたって
軍曹はアンチバリアで一緒に来られたんじゃない？」
「ケロ！？」
「もー…」
アンチバリアという物を忘れていたケロロは、
冬樹の言葉に思い出したかのように呟き、
冬樹はそんなケロロを見て苦笑いしつつも、
何処か微笑ましそうに言っていた。
［今回の温泉地開発費用、総額150億円！
ま、なにはともあれ、良かったね！桃華ちゃん！］
「はいっ！ふふっ…！」
温泉に浮かんでいる紅葉を手に取って、
綺麗な紅葉を眺めている桃華は
とても嬉しそうに微笑んだのだった。
とはいえ、この為だけに150億円も出せる
西澤家はやはり凄いのだと実感するだろう。
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Irobi(プロフ) - こっこさん» 初コメとご閲覧ありがとうございます！恥ずかしながら自分の執筆にあまり自信の方は無かったのですが、そう言って頂いて光栄に思っています。応援コメントもありがとうございます！これからもご閲覧して頂くと嬉しいです！改めて、ありがとうございます！ (2021年8月21日 2時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
こっこ - 初コメ失礼します！作品がとても面白くて読みやすいです！ギララ君のキャラがかわいくて、他のメンバー達との絡みがすごく好きです。更新楽しみにしてます。頑張ってください！(^-^)/ (2021年8月20日 23時) (レス) id: 830d32bb52 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» いつもお祝いコメントありがとうございます！！とても嬉しいです！ (2021年8月10日 12時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！ (2021年8月10日 11時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2021年8月10日 3時
