Episode253 ページ9
✿
「冬樹くん…」
「大人の女性ではありましたが、
ただの母上になってしまいましたか。
あのスナック…意外に後を引く味でしたなぁ…」
どうやら、DNAスナックはポールも食べたらしく、
困ったように言っていた。
秋のDNAスナックはポールも興味があったのだろうか、
それともどのような味がするのか、
一体どのような考えで食べたのかは不明だが、
実質食べたことには変わりなかった。
「これ…元に戻るんでしょうか…」
「戻って貰わないと困ります…」
[哀愁]
結局はナイスバディになれたものの、
冬樹に桃華だと気づいてもらえず、
作戦はまた失敗となった。
________
「貴様ー!あの金は
資金にするんじゃ無かったのか!?」
「だってだって!一度で良いから
オトナ買いしてみたかったんだもん!
買えるだけ買ってみたかったんだもーん!」
薄々勘付いてはいたが、やはりケロロは
侵略予算のために使うのではなく、
ガンプラに西澤家に売ったお金で
オトナ買い、というのをしていたのだった。
怒り狂うギロロはケロロの胸ぐらを掴んで、
ケロロは必死に言い訳をしていた。
「くっ……ダアァァァァ!!!」
[ギロロ伍長、怒りの全力射撃!]
激怒したギロロは泣きながら、
ミサイルなど銃を乱射させて、
積まれてあるガンプラを壊そうとしていた。
「フオォォワアアア!?!?やめてぇぇ!!」
「オーラオラオラオラァァ!!」
ケロロは泣きながら止めるが、
ギロロの耳に届くはずもなく、
ずっと銃をガンプラに向けて撃っていたのだった。
[皆もこんなダメな大人にだけはならないようにね!]
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» ありがとうございます! (2021年8月2日 18時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年8月2日 10時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Irobi | 作成日時:2021年8月2日 3時