そして、彼は考えるのをやめました。6 (ページ6)

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Episode250 ページ6

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「えー？仕方ないなぁ…。じゃあこれどう？

価格で選ぶなら絶対こちら！
地球の中世拷問器具を元に設計してるから
安全性もバッチリ！

さ、ギロロくん。入ってみて」

「……お、おう…」

『スティールヴァージン』と呼ばれる商品は、
大きな樽に、その横には回転レバーが。

息切れしながらもケロロに言われて
ギロロは文句1つも言わず樽の中に入った。

「このようにセットした後、
レバーを手応えが無くなるまで…回すであります…」

「グワワワワァァァァ！」

固いレバーを力を加えて回すでケロロ。

それと共にギロロの悲鳴が響き渡った。

すると、画面が切り替わって
夏美が桃華と同じドレス姿で川に足を入れて

スカートを抑えながら微笑んでいた。

［暫くの間、夏美ちゃんのイメージ映像を
お楽しみください。

んー。今日もキュートだね。夏美ちゃん］

「大好き♡」

プールに入りながら浮き輪を使ってはしゃぐ夏美

そして、花を背景にして頬杖をして
顔を赤らめて見ていた

「…ちと、固いな…。ギララ上等兵。
そっちのレバー持って一緒に回すであります」

「はい。分かりました」

「ヤメロォォォ！！！！ギララーーッ！！」

「ちょ、ギララくん。早い早い」

ケロロ1人の力では少し無理があったのか、
ギララと共にレバーを回す。

すると、ギララは早くレバーを回して
ギロロがギララに指示を出すが、聞く耳を持たない。

ケロロもレバーを回す速度が速いと思ったのか
ギララにそう言った。

［声は悲惨ですが、夏美ちゃんの可愛い映像を
続けてご覧くださいませ］

「そーれ！」

悲鳴が響きつつも、夏美が海の海水を
相手側に掛けようとした映像が映し出された。

＿＿＿＿

「と、まあ！伸びたり押し潰したりで
思い通りの体型に早変わり！

ど、どうよ奥さん！」

「あ、あの…。でもこれ…少し薄っぺら過ぎるんじゃ…」

少しというよりかなり薄っぺらいだろう。

かっこよく決めポーズをしたギロロであったが
限界だったのか、そのまま飛ばされてしまった。

「えー？しょうがないなぁ…」

「ほ、他には無いんですか…？」

「他って言われてもねぇ、奥さん

大人の女性になるんなら少しぐらいのこと
我慢してもらわないと…」

ブツブツ言いながらも風呂敷の中から
次の商品を探すケロロ。

すると、中にスプーンが滑り落ちて
金属の音が鳴った。

「あら、こちらは？」

「これはね、えーーっと…何だっけ」