そして、彼は考えるのをやめました。6 (ページ35)

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Episode279 ページ35

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「俺たちゃ誰にも従わねぇ！」

「うぜぇんだよ、バカ」

「ケロ？」

しかし、カラス達からは断られてしまう。

カラスから反感を買ってしまったケロロは
カラス2人から追い掛けられてしまい、

逃げながら悲鳴を上げる。

「ねぇ、ちょっとー！誰か助けてー！」

ケロロは逃げながらも小隊5名に助けるように言う。
しかし…。

「そう言われても」

「俺たちはリストラなんだろ？」

「役立たず…」

「助ける義理は無いよなァ？クックー」

「なんだかなーって感じですぅ」

ケロロからあのような言葉を言われてしまえば、
助ける気力も沸かない小隊5名は
先程ケロロが言われた言葉の石に乗っていた。

当たり前の結果…自業自得である。

「ケロ…？……あ、え」

小隊5名から見捨てられて後ろにはカラス2人。

ケロロそれを見て更に汗を流していた。

「ケロォ！？我輩に着いてこないでぇ！！
誰か何とかしてぇ！」

［やっぱり、自分のことは自分でやろうねぇ。
人に頼らずにねぇ］

「あたたたたた！あたたたたたたっ！！」

カラス達に追われたケロロは逃げているが、
くちばしによって頭を叩かれる。

ギロロとタママは呆れた目で、
ドロロは目を閉じ、クルルは怪しく笑い、
ギララは真顔でケロロを見ていたのだった。

［あ！それから！カラスには気を付けようね！
マジ怖いから！］

何度もカラスに総攻撃され、
住宅街ではケロロの断末魔が響き渡ったのだった。