検索窓
今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:18,157 hit

Episode188 ページ43




クルル、ギロロ、ドロロはケロロ父のことを
とてもよく知っているのか、
詳しくどのような実績を残したのか話す。



「左様、銀河にカエルの子はカエルと言わしめた。
宇宙で最も軍曹の男なのであります」



「お前の説明はさっぱりわからん!」



顔を顰めて汗を垂らしながら言うケロロであったが、
いまいちその説明が分からないギロロは
呆れたような顔でツッコミをしていた。



「上等兵さんはどうですか?」



「…………さあ」



首を傾げて聞くタママであったが、
間がありながらも答えるギララ。

しかし、3人程あまり詳しくないのか、忘れたのか、
真相は謎だが首を振って答えるギララに、
タママは真顔で見るだけだった。



「なんかヤバいんじゃないですかぁ?

この部屋なんか見られたら…
侵略やってないの諸バレっスよ」



「確かに…」



タママが部屋を見渡すと、ガンプラやら、
ビデオやら漫画やら、床に散らばってあったり、
棚に綺麗に飾られてあったりする。

タママの正論にケロロは言い返さず、
汗を垂らして同意をしていた。


すると、ケロロ達の目の前では桃色に光り、
ケロロは「ゲロ?」と鳴いて上を向く。



「それじゃあ今すぐ…地球(ペコポン)を破壊して…。
ていうか、証拠隠滅?」



「わぁ!おねがぁい!モア殿!今一番輝いてるよ!」



本来の姿に戻って地球を今すぐにでも
破壊しようとするモアにケロロは
焦る事などなく、喜びながらお願いをする。


一方、日向家のリビングでは、
せんべいを食べながらテレビを見る夏美。

漫画を読む冬樹が居たのだった。



「わぁっ!」



「ぬわっ!?」



いきなりの振動に二人は飛び跳ねて、
綺麗にソファーに着地をする。

地下室では、ルシファースピアを持って
地球を破壊しようとするモア。



「よいしょぉ!」



「やめろぉっ!」



「うわぁあ!」



ギロロからの声も届かずに、
黙々とやっていくモアに、その衝撃で

ギロロ、ドロロ、タママ、ギララは、
もう一度跳ね上がった。



「モア殿!ちょっとタンマ!」



「はい?」



「ガンプラしまうの忘れてたよ」



「そうじゃねえだろ!」



先程の言葉を訂正するのかと思いきや、
宝物でもあるガンプラを箱に入れるケロロを見て、
ギロロは怒鳴ってツッコミをしている。

そう、本来ならモアを止める筈だが…。



「わはぁ!危ない危ないっと!」



「一体何がどう危ないのかしら?」

Episode189→←■Episode187



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
設定タグ:ケロロ軍曹 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

パルリーナ(プロフ) - Irobiさん» いえいえ! (2021年7月12日 20時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» いつもありがとうございます! (2021年7月12日 7時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年7月12日 5時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Irobi | 作成日時:2021年7月12日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。