Episode171 ページ26
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それでも、スコットランドに行くのを拒む桃華は
怖がるように冬樹の後ろに隠れる。
「聞こえんのか、桃華…!」
「…っ!」
「………」
隠れてしまう桃華に桃華の父は怒鳴り付けるが、
声に身体が反応して小刻みに震え出す。
そんな桃華を見た冬樹は
覚悟を決めた顔をして桃華の父と向き合った。
「西澤さんは嫌がってるのに…
酷いじゃないですか!やめてください!」
「君は誰に物を言っているのか分かっているのかね。
私は世界経済の半分を支配する西澤グループの総裁なのだよ」
桃華の父が指を鳴らすと、精鋭部隊の者達と
夏美とモアとケロロ以外の小隊5人が
見事に捕まってしまった姿だった
「冬樹!」
「クッ…すまん…」
捕まってしまった夏美は心配した顔をして
冬樹の名前を呼んでギロロは気まずそうに
目線を逸らして謝っていた。
「君のような一介の中学生如きが
私に太刀打ち出来る訳が無いんだよ」
「確かにその通りだけど…僕には何の力も無いけど…!
でも西澤さんはっ!」
「っ!」
「僕にとって大切な…っ!」
「おどれら全員………アホンダラじゃあっ!!!」
サッカースタジアムから聞こえるケロロの声に
観客席やスタジアムにいる者達は
全員得点が表示される所へ視線を向ける。
「軍曹!?」
「ワシのガンプラ壊して!
ただで済むと思うとらあかんでぇ!?」
「ゲェ!?あれは
3度焼き払う威力を持つミサイル!」
「…隊長」
壊されたガンプラの遺影と何やら
怪しいボタンを持ちながら涙ながらに言うケロロ
ロケットのような物に乗っているケロロを見たタママは
震えながら青ざめた顔で言う
ギララは何を思ってかケロロを呼んだ
「総裁、凄まじいエネルギー反応です」
「軍曹!」
「命なんざぁ!いつでも捨てる覚悟は出来てるんでい!
こんなら
ケロロがボタンを押すと、得点表には
『地球滅亡まで…あと60秒』とモニターに映し出される。
後1分で地球が滅亡されてしまう。
「起爆スイッチが作動しました。ここは危険です。
即刻退避を!」
「冗談ではない!家へ来なさい!逃げるぞ!桃華!」
「嫌です!私は…私はここに居たいんです!」
地球が滅亡されると知った精鋭部隊は
困惑しながらも退避していく。
桃華の父は顔を顰めながら桃華に言うが
彼女はハッキリと自分の意見を言った。
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パルリーナ(プロフ) - Irobiさん» いえいえ! (2021年7月12日 20時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» いつもありがとうございます! (2021年7月12日 7時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年7月12日 5時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Irobi | 作成日時:2021年7月12日 1時