Episode168 ページ23
✿
ポールの予想は当たっていた。
「ハァ…ハァ………っ!」
ずっと肉体線で戦っていたのか、
体力が消費されたタママは息切れをしていると、
後ろから飛び掛かる精鋭部隊に気付く。
「敵の姿何処にもな……ッ」
狙撃銃を降ろして弾を変えながら言うギララであったが、
背後の精鋭部隊に気付いて後ろを振り返ると
彼の額には銃口が押さえ付けられた。
銃を撃つギロロへの対策を見付けて
精鋭部隊は盾を用意し、
小刀を使って攻撃するドロロには、
精鋭部隊は更に大きな刀を用意し、
超音波を使って攻撃を防ぐクルルへ、
精鋭部隊は耳栓を使って対策をしたのだった。
[その頃。その指揮官は…]
「ゲロゲロゲロ…我輩達が
勝ち行く戦っているという事が
本部に伝われば…予算倍増は確実。
そうすれば!今以上にガンプラ!…いやいやいやいや…。
ま!それは置いといて…さっ、次は右足であります」
そう。部下に戦闘を任せてケロロは
一人でガンプラに熱中していたのである。
そして、予算倍増は地球侵略の為ではなく、
本来の目的はガンプラにあることが判明した。
____
「わぁ!ていうか、被害甚大!?」
「やはり…」
一方で、モニターに映っていたのは、
精鋭部隊にやられてしまった5人の姿があった。
「もう…!なめて掛かるから…!」
「何処か逃げ道は…」
「サッカースタジアムへただで入るために
おじさまがこっそり作った道があります!
皆さんはそちらへ!私は…みんなの手当に…。
ていうか、救急医療?」
一刻も早く、秘密基地から精鋭部隊が来ないように
サッカースタジアムへ向かう夏美達。
モアはやられてしまった小隊5人の手当に向かうために
夏美達とは違う方へ向かった。
「クソ…奴ら敵に…手加減するところじゃ…な、夏美…」
桃華の方へと向かっていく精鋭部隊と
離れたところで地面に横たわる5人。
傷だらけで起きようとするギロロは
夏美の事を心配していた。
「………来たか」
サッカースタジアムに逃げている所で、
ポールは後ろを振り向き、
そこには既に精鋭部隊の姿が見えた。
「…っ!とぁあ!ポール烈波ァ!ポール百裂拳!
ポールかかと落としィ!」
追い掛けてきた精鋭部隊を阻止するために
開眼したポールは肉体攻撃を行っていく。
ポールの攻撃によって精鋭部隊は全員全滅した。
23人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ケロロ軍曹」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パルリーナ(プロフ) - Irobiさん» いえいえ! (2021年7月12日 20時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - パルリーナさん» いつもありがとうございます! (2021年7月12日 7時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
パルリーナ(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2021年7月12日 5時) (レス) id: 9bd1696372 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Irobi | 作成日時:2021年7月12日 1時