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第7話 ページ9

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国木田「該当者ゼロ……」

太宰「異能力者でこれだとねぇ。」

クーナ「……」

異能者リストから削除しておいて正解だった。
露乃はやっぱり楽しんでる。


夢原「この場合はどうするんですかぁ?」

太宰「うーん、地道に聞き込みだね。情報があまりないから。」

そういえば、あの依頼人。
普通の人間とは思えなかった。それにしても、黒髪のツインテール。17歳って誰かが……いたような。

夢原「じゃ、ナオミちゃん一緒に聞き込みしちゃいましょう!」

ナオミ「え、ええ。」

太宰「……。」

何かがおかしい?いや、これが普通か?

****


露乃「中也、起きた。」

はい、おはようございます。
熱のせいで精神年齢が10歳くらいになってますが、気にしないでください。

これでも探偵社の裏切り者ですから。

中也「露乃、熱は?」

露乃「中也、測って。」

中也「は……?」

露乃「測って。」

ぎゅっと腕に抱きつきながら上目でお願い。
私ってば悪い子だー!でも今なら熱だから……。で許してもらえる!

中也「ばっ……一回離れろ」

露乃「なーんだ。甘えてるんだけど。」

中也「って知るか!」

露乃「……ねえ、もう私仕返し始めてるんだわ。」

中也「ん?早いな!」

露乃「森先生もきっと見逃してくれる!!今探偵社に私を探させてるからさー!見つかるはずないんだけどっ!」

中也「露乃……その辺はみんながドン引きするやつだぜ?」

露乃「世界中の皆さんが平和になれるようにするんです。」

中也「なんかメタく感じるのは俺だけか?」

露乃「ないない!!」

森「露乃ちゃんこっちにいたのか〜」

露乃「森さん、私結構元気!」

森「だからって……まあ元気ならいいけど……」


露乃「でも、私は___」

中也「そういえば。太宰の野郎は」

露乃「なんか、私が悪いみたいなこと言ってたような言っていないような。」

中也「………まぁ、大丈夫だ。俺もなんとかする。」

露乃「そう……うーん、嫌な奴……私たちの敵がこっちに紛れてる感じだなぁ。」

森「ああ、ダークファルスってやつかな。」

露乃「はい……というか……探偵社に色々情報を流さないと。」

ゼノ「俺に任せろ」

露乃「ゼノさん!?!?」


ゼノ「ったく聞いたぜ?お前さんはどこまでお人好しなんだよ。」

露乃「えへ…」

ゼノ「ダークファルスの件は平気だ。一緒に探偵社へ行こう。」

森「じゃ、頼んだよ。ゼノ君。」

ゼノ「任せてくれって!」

中也「何かあれば連絡しろよ?」

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作者名:黄泉 | 作成日時:2019年2月12日 14時

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