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第37話 ページ40

ルーサー「もしそうだったら一生ここに隠しておく、か。」

露乃「いえーす!」

ルーサー「……仕方ないね。」

露乃「……それほどの事をしたんだよ。落ち着いて考えたら違うのに、さ。」

ルーサー「あまり怒りに身をまかせるな。」

露乃「ふん、あんたにはわからんだろ」

ルーサー「なんだって?もう一回言ってみなさい。」

露乃「あんたにはわからないって言ったの!!」

ルーサー「ふむ、ちゃんと聞こえてたぞ。」

露乃「あ。この前見たいに玩具系ダーカーいたりする?戦っていこうよ!」

ルーサー「ああ、案内するよ。」

太宰「ちょっと待って。」

ルーサー「おや、早かったかい?」

太宰「違う……私達が、露乃に何かしたと思ってるの?」


ルーサー「その目は……ふふふ。」

太宰「何言って……」

ルーサー「まあ、君のやってる事は大体は間違っていないんだけどね。」

太宰「何を言って……」

ルーサー「じきに分かるさ。自分のやってしまったことを。」

露乃「ルーサー?」

ルーサー「露乃、やっぱり此処で話すより、外でやれ。」


露乃「その方がいいね。」

ルーサー「……君なら、大丈夫さ。」

露乃「ちゃんと動画もあるから!楽しみだね!」

ルーサー「楽しみを先に暴露するな。ほら、着いたぞ。」


中也「……?」

太宰「楽しみ?」

露乃「……ええっと、この前はクラリッサを介して出たような…」

ルーサー「自分を信じればどうにだってなる。」

露乃「そう、だね。」



ゼノ「お、戻ったな。」

蛍「15分。」

露乃「ただいま、戻った。」

ゼノ「お疲れさん」

露乃「よし、条野さん会議!」

条野「ああ、わかりました。」

**

条野「では、これから例の事件の動画を流しますね。」

ヒューイ「唐突だな。」

クラリス「貴様の無実を晴らす動画だろう?なら、唐突でもいいじゃないのか?ヒューイ」

ヒューイ「それもそうだな。」

ゼノ「動画ってあの動画か?全アークス向けに公開されたが……」


蛍「色々言われてたよ?騙された探偵を許すなだとか、可哀想だとか。」

シエラ「ですよねー。まあこっちはいつも__じゃなくってえーっと」


露乃「シエラ落ち着いて。あなたは優秀。」

蛍「そう、シエラは優秀。」


シエラ「そうですね。ええっとこの動画はクーナさんがある2人を撮影したものです!ちなみに堂々と、です!」


夢原「はあ?いつの話よ!!」

露乃「2人でご飯食った時だよ!」


夢原「はあ?あの時?あの女はいなかった!」

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作者名:黄泉 | 作成日時:2019年2月12日 14時

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