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第34話 ページ37

ーー

蛍「はぁ……幸せ。」

シエラ「どうしたんですか?」

蛍「久々に巨躯と戦えて幸せだわ。」

国木田「蛍……お前はさっさと報告書をかけ!!」


蛍「おお、怖い」

国木田「……頑張って。」

蛍「なんだ、優しい事言えるんだな!」

シエラ「にしたってこっちの世界の文字はかけるんですか?」


蛍「この前教わったから平気だ。敗者は?」

シエラ「うーん、動きなしですね。大人しすぎて逆に怖いくらいです!」


蛍「だよね。逆に暴れてくれって思うんだよ。」


シエラ「にしてもやり返すならパパッと終わらせればいいのに…」

蛍「大人の事情だよ。」


太宰「ただいま……最近は静かすぎるね。」


蛍「もっとどっかーん!ってなって欲しいわね。」

太宰「まぁ……確かにこのへんはそれくらい五月蝿いのがいいよね。」

蛍「まあ、内容によっては僕らは出番ないからね。」

太宰「え?なんで?」

蛍「秘密だよ〜。」


太宰「え、酷い。」

福沢「軍警から連絡が入った。ダークファルス敗者が現れたそうだ。」

太宰「!」


蛍「んじゃ、暴れてもらいますか。国木田さん、我々は10分後に出ましょう。」


国木田「なぜだ?もしあんな奴が暴れたら___どうなるかわかるだろう?」


蛍「いやいや。軽く遊ばせなきゃ…そっちの方が、敗者攻略にいいんだよね。」

国木田「しかし!」

蛍「……足引っ張らないでくださいよ?特に夢原さん。」

国木田「蛍!」


蛍「おお、こわ。正論ですよね?」


シエラ「座標のと確認完了。あとは、10分後に向かいだけです。」


蛍「ありがとう。」


**


森「おやおや。さっき巨躯倒したのに次は敗者か。」

中也「なっ……」

露乃「敗者……厄介な相手が動き出したな……しかしこいつの時に作戦は「火力で押し通す」これしかなかろう。」


条野『火力…?色々突っ込みたいんですが分かりました。探偵社が来るまで隠れています。』


露乃「絶対、見つからないで。あとそいつ会議では言わなかったが、時間停止攻撃もするからな。」


条野『了解です。では。』

露乃「はぁ、条野さんって超いい人やんけー。私も初めに軍警行けば良かったんかなー?」

中也「……露乃?」

露乃「じゃあ、こちらからも行きましょうか。」


****


太宰「国木田君!!」


今の攻撃は?
剣を縦に下ろしてそこから……どうなった?

谷崎「って血が!」

国木田「気にするな。」

夢原「い、一回帰りません……?」

双子女「帰すわけ無いじゃん。」

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作者名:黄泉 | 作成日時:2019年2月12日 14時

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