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第30話 ページ33

太宰「どんな子だい?」

露乃「んー、見たらわかるよ。」

太宰「へぇ。信頼ならないんだけど?」

露乃「いえいえ!見たら絶対信じてくれますから!」


仮面「……貴様、予定より1時間早いぞ」

露乃「ごめんごめん!貴方だって時間をちゃんと守ってるのを偉いね。うんうん。」

クラリス「貴様、いいのか」

露乃「君するな。」


太宰「ふぅん、すごく綺麗な女性だね。彼女はダークファルスを倒せる子かい?」

黒髪のツインテール。
それにセーラー服。とっても魅力的な女性。

だが、何か違和感がある。何故か、懐かしいと思ってしまう。


ルーサー「懐かしいなぁ。」


仮面「もう、いいだろう」

太宰「?」

“もう、いいだろう”とは、どういう意味だ?
せっかくここまで来たのにもったいない。

仮面「……おい。」


太宰「もう帰るのかい?可愛いお嬢さんなのだからもう少しここに居ないかい?」

国木田「おい太宰!」


太宰「ねえ、お嬢さん?」

露乃「いいよ、好きにして。」

条野「?」


仮面「……。」

露乃「やっぱり、見た目は不気味よね。仮面って。」

仮面「貴様。この状況がわかって呼んだんだろう?」

条野「……?」


国木田「貴様は…」

谷崎「ダークファルス【仮面】!?」


仮面「何を今更。こいつに瓜二つのヤツがこの世界にいるか。」


露乃「いや、時々近くにいたんですけど?」


あれ……説明必要?

シエラ「あれ、説明はしていなかったんですか?」

条野「てっきり説明しているのかと。例の件の所為でできなかったんですかね?」

ヒューイ「例の件?」

条野「彼女の裏切りの件です。」

ヒューイ「ああ、なるほどな。」

クラリス「なあ貴様!ルーサー倒し終わったらまた私たちを呼んでくれ!」

露乃「ん、いいよ。せっかくですし、このメンバーで会議したいです!」

クラリス「大半は雑談だが」

仮面「……」

露乃「あ、放置は良くない!改めて紹介させて!」


仮面「貴様、私をネタんにするのはよせ。」

露乃「ごめんって!これも作戦の__ってなんでみんな怖い顔してるの?この子は攻撃しないし。」


仮面「まだ、攻撃をする訳には行かないからな。」


太宰「ダークファルスは倒すものだろう?」

露乃「こいつから懐かしさは微塵も感じないわけ?わかる子はわかるよ?探偵だろ?」

乱歩「君のいう通り。全く感じないという訳ではない。」

露乃「流石乱歩さん。」

国木田「懐かしさ?俺は感じん」

露乃「鈍臭い」


国木田「なっ」

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作者名:黄泉 | 作成日時:2019年2月12日 14時

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