第２話 ページ4
ーーマフィア首領
クーナ「森さん、特に異常はないです。」
森「……わかってると思うが、この潜入の件は私とそこの中原くんに尾崎くんと広津さんしか知らない。」
クーナ「……そうですか。」
深雪「あ、クーナちゃん。」
クーナ「深雪……そうしてここに？」
深雪「あー、地球調査で広津さんに拾ってもらったの！」
尾崎「それを、私(わっち)が育てておる。」
クーナ「それは、感謝いたします。」
中也「珍しいな。こうやって1人で来るだなんて。」
クーナ「ああ、少し顔を見せに……」
中也「ふぅん、じゃ頑張れよ。」
クーナ「はい。」
森「何かあったらすぐにでもきたらいい。」
クーナ「感謝します。森先生。」
森「可愛い」
クーナ「はい？」
森「いや、すいませんでした！！」
****
リサ「あらあら、遅かったじゃないですかぁ？」
露乃「やっと、仕事が落ち着いてね。」
リサ「でも心外ですね。リサを鍛錬好きだなんて！」
露乃「はい、こっちでの生活費。リサはどうせダーカー処理でしょ？」
リサ「毎月ありがとうございます。ふふふふ、貴女はとってもいい人ですねぇ。」
露乃「ああ、楽しそうな人間見つけちゃったんです。何かあったら今度は殲滅屋さんやってくれません？代金は探偵社社長に支払わせる、とか！」
リサ「なーんて恐ろしい事を言うのでしょう！」
露乃「キャラ違う……」
あ、軽くメタい？？多分リサちゃんもびっくりしただけでしょ！
私はこんな雑談が事実になるなんて思ってもいなかった。
リサ「ふふふふふ、そしたらリサも張り切っちゃいますけどね？」
彼女の楽しそうな声だけが、この小さな部屋に響く。
露乃「じゃ、私帰るわ！」
少し逃げるように、この部屋を後にした。
リサ「つまらないですねぇ…」
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作者名：黄泉 | 作成日時：2019年2月12日 14時
