裏切り者扱いされたんだけど、色々雑なんですが。

第２３話 ページ25

＊＊

蛍「シエラ、悪いけど資料。」

シエラ「あ、はい！」

中島「シエラさんも真面目に働くんですね…」

蛍「それは普通でしょう。さて、ダークファルスの居場所は？」

シエラ「うー…まだはっきりとは。」

蛍「まぁ私は彼女が楽しければいい。」

シエラ「結局は【双子】と同じではないですか！」

蛍「物を壊したい、遊びたいっていう所は同じだよね。」

シエラ「もう！」

中島「あと、もう１人の女の人…」

蛍「ああ、ここ。頭の上に行きな」

シエラ「あ、はいっ！見えにくいですよね」

中島「よ、妖精っぽいですね。」

シエラ「何故か、此方の来る際にこうなっていまして……」

中島「なんだか可愛らしいですね！」

太宰「……確かに。こっちへ来てくれるかい？」

シエラ「あ、はい！」

蛍「おい、人のオペレーターを奪うな。」

シエラ「うぅ、私だって少しは色々な人と触れ合いたいです……ってひっ！？」

蛍「今やる事は今の状況をひっくり返すことだ。僕は誘い込みに行って来る。」


シエラ「あ、待ってください！」

蛍「１人で十分だ。後は頼んだぞ」

シエラ「は、はい！」


夢原「あ、あの人怖いですっ…！早く追い出してくださいよ」

国木田「悪いな、夢原。これは社長命令でな。」

夢原「社長、命令？」

国木田「ああ。この地球を守る為らしい。詳しい話は知らん。」

夢原「あの、怖い人が__」


太宰「大丈夫だよ。私達は武装探偵社だよ？」

ナオミ「ふふ、皆さんお強いですもの」

シエラ「え、皆さんそんなにお強いんですか？」

ナオミ「はい。皆さん、それぞれが強い異能を持っていて」

シエラ「へぇ……これは色々情報収集しないと！」

ナオミ「シエラちゃん、情報集めるの好きなんだねぇ。」

中島「あはは…」

シエラ「……っとと！もうあの子がまとめてくれてるんですね。」

中島「？」

太宰「なになに？どんな情報？」

そう言って妖精姿の少女が映し出していた
モニターを見る。

シエラ「皆さん、そんなに近くに来ないで……じゃなくって！！」

谷崎「読めませんね。」

ナオミ「ええ、全く。」

国木田「どこかの象形文字か？」

夢原「象形文字かな？どっかの外国の」

シエラ「え？」

太宰「ふむ…乱歩さん……はいないのか。」


シエラ「み、皆さん読めないんですか？」

※文化の違い(おい)

太宰「うん、そうなんだよね。」

シエラ「い、今時珍しいですね。」

太宰「……で、ダークファルスについて詳しく教えてくれるかな。」

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